三条夏まつりは商店街夜店市に中央と四日町商店街が不参加 花火代値上げ 三条層踊りは屋内開催 (2019.5.18)

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三条夏まつり協賛会は9日、2019年度の第1回全体会議を開き、8月2、3、4日の3日間開く「第15回三条夏まつり」の準備を開始。花火代の値上げ、酷暑対策で三条総踊りの屋内開催、2つの商店街が不参加になった商店街夜店市など開催計画案や収支予算を協議し、原案通り承認した。

三条夏まつり協会の2019年度第1回全体会議
三条夏まつり協会の2019年度第1回全体会議

三条商工会議所で開き、名誉会長の国定勇人三条市長、会長の兼古耕一三条商工会議所会頭、実行委員長の野崎正明副会頭をはじめ、組織を構成する各団体や機関などから委員が出席。

兼古会頭はあいさつで、さまざまな諸経費が上がるなか、警備費や花火代の値上げの要請が来ていると話し、「皆さまをはじめ協賛企業のご理解を頂きながら、昨年以上の素晴らしい夏まつりを開催できるように考えて行きたい」と協力を求めた。

国定市長は、「この夏まつりは、大いなるマンネリでいいと思っていまして、この地を旅立っていった人たちがこの夏まつりのときに帰省をし、かつて過ごしたあの時代を振り返る。ある意味象徴的な行事だと思っています」、「基本の軸は変えずに、そのなかで改善するべきところは改善するということがある意味正しい道と感じている」。続けて、昨年や中止も視野に入れた酷暑対策について、「念には念を入れてご議論を重ねて頂き、万全の態勢で格段のご準備をお願いしたい」と求めた。

会長の兼古三条商工会議所会頭
会長の兼古三条商工会議所会頭

第15回三条夏まつりは、8月2日(金)、3日(土)、4日(日)の3日間。初日2日は、凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊り流し。3日は、三条総踊り、大花火大会。4日は、商店街夜店市、三条夏神輿を開催。

三条総踊りは、昨年まで最終日3日目の夕方ころから通行止めにした路上など屋外で開催していたが、酷暑対策として同部会で検討を重ね、会場を屋内に変更することとし、開催日も2日目に変更した。会場や開催時間は今後決定する。

商店街夜店市は、昨年まで5つの商店街の5会場で実施していたが、人手不足などから中央商店街と四日町商店街は不参加となり、ことしは一ノ木戸、昭栄、東三条の3つの商店街での開催となった。

花火は、協賛広告として示している価格の変更で、10号玉が昨年より5千円増の53,000円、7号玉が2千円増の24,000円、5号玉が1千円増の12,000円となる。スターマインの最低価格は昨年と同じ285,000円で変更はない。いずれも税別。花火は企業のほか、結婚や誕生祝い、長寿、新築記念など個人や団体などだれでも申し込める。

収支予算は、花火金やさまざまな経費の値上げも見込み、収入は2018年度決算より4,002,237円増、支出は5,419,254円増の収支とも68,454,260円とした。

(坂井)


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