新しい生活様式を実践しながら県外との往来は自粛を (2020.5.17)

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5月14日で約1カ月に及ぶ新潟県の緊急事態宣言が解除されたのに伴って新潟県三条市の国定勇人市長は17日、新たに市民へのメッセージを出し、新しい生活様式を実践しながら引き続き県外との往来の自粛や特定警戒都道府県から県内への来訪者の2週間の自宅待機を求めた。

三条市・新しい生活様式を実践しながら県外との往来は自粛を

求めたのは、具体的には県外へは仕事のための出張を含め日帰りでも行かない。県外から家族、知人、仕事上の取引先などを来訪させない。里帰り出産や冠婚葬祭などやむにやまれぬ事情で特定警戒都道府県へ行って帰った人や特定警戒都道府県から帰省した人は2週間の自宅待機をする。日々の生活や社会経済活動は「新しい生活様式」を実践しながら以前と同様の形で再開する。

三条市では県をまたいだ移動の状況を把握するための目安として、燕三条駅で上越新幹線の乗降者数を独自に調査しており、大幅な増加傾向が確認されたら注意喚起を行う考えだ。

3密回避、人との距離の確保やマスクの着用、手洗い、せきエチケットの徹底といった個人の感染予防策など「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様の形で再開し、三条市でも道の駅など公共施設の消毒や換気を引き続き徹底。飲食店や宿泊業でも各業界団体が示した業種別ガイドラインなどを参考に以前の状況を取り戻す取り組みを求める。

三条市でも「新しい生活様式」に適合する市内の飲食店をSNSなどで紹介する「#三条エール飯プラス」などを展開する。市内事業所も業種別ガイドラインなども参考にテレワークの推進や事業所の事務室の消毒、換気などの感染予防策を求める。

日々の生活や社会経済活動を安定化させるための正念場とし、こうした取り組みに理解、協力を求めた。メッセージの全文は次の通り。

市民の皆様等へのお願い

5月14日に約1か月に及んだ新潟県の緊急事態宣言が解除されました。

この間、多くの皆様の御努力によって、三条市民に新型コロナウイルスに感染された方は確認されておらず、これまでの御協力に心から感謝を申し上げます。

しかし、三条市としては、私たちの日々の生活や社会経済活動を以前の形に戻していくためには、緊急事態宣言が解除され、気が緩みやすくなる今だからこそ、県外から「新型コロナウイルスを持ち込まない、持ち込ませない」ということを改めて強く自覚し、その徹底に努めることが最も重要であると考えています。言い方を変えればそこを守れば、感染経路を追えない方がごく少数に止まっている新潟県内においては、いわゆる「新たな生活様式」を取り入れることが前提とはなりますが、日々の暮らしを以前と同様の形で送っていただくことが可能であると認識しています。
つきましては、皆様に改めて次のことをお願いいたします。

  • 新潟県外には、仕事のための出張を含め、日帰りでも行かないでください。
  • 新潟県外から家族、知人、仕事上の取引先等を来訪させないでください。
  • やむにやまれぬ事情※1で特定警戒都道府県※2へ行って帰って来た方、特定警戒都道府県から帰省した方は、2週間の自宅待機をしてください。

緊急事態宣言の解除を受け、早速ゴールデンウィーク中に我慢していたことなどをやりたいというお気持ちは十分理解できますが、控えていた県外ヘの旅行や大学に進学したお子さんの県外からの帰省などの結果、感染が拡大してしまっては、これまでの皆様の努力が無駄になります。そのような事態にならないよう、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県外へは日帰りでも行かない、県外から家族、知人等を来訪させないといったこれまでと同様の対応を継続されるようお願いします。

また、里帰り出産や冠婚葬祭など、やむにやまれぬ事情で特定警戒都道府県から三条市に帰らざるを得ない場合は、2週間の自宅待機をお願いいたします。

三条市はものづくりのまちであり、日本各地の取引先の方々との関係で成り立っているにもかかわらず、これまで往来を控えていただいたことに感謝しておりますし、この度の緊急事態宣言の解除を受けてそうした方々との交流を速やかに再開させたいというお気持ちは十分理解できますが、ウェブ会議などの手法を御活用いただきながら、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県外への出張をしない、県外から取引先等を来訪させないなど、これまでと同様の対応を継続されるようお願いします。

なお、三条市としては、県をまたいだ移動の状況を把握するための目安として燕三条駅における上越新幹線の乗降者数を独自に調査しており、この数値に大幅な増加傾向が確認された場合などには、何らかの形で皆様に注意喚起を行ってまいりたいと考えております。

  • 三条市内はもとより新潟県内における日々の生活や社会経済活動については、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様の形で再開してください。

県内における日常生活については、家族や同僚、親しい友人など※3との市内における飲食はもとより県内の観光地への旅行などについても、他グループとの間の3密回避の徹底のほか、人との距離の確保やマスクの着用、手洗い、咳エチケットの徹底といった個人の感染予防策など、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様の形で再開してください。

三条市としても皆様から安心して御利用いただけるよう、例えば、道の駅などの公共施設における消毒、換気等を一事業主として引き続き徹底してまいります。

また、そうした方々を受け入れることとなる飲食店、宿泊業などの皆様におかれましても各業界団体が示した業種別ガイドラインなどを参考に、以前の状況を取り戻すための取組を進めてください。三条市としても「新しい生活様式」に適合する市内の飲食店をSNS等で紹介する「#三条エール飯プラス」など、皆様をお支えするための取組を積極的に展開してまいりますので御活用ください。

市内事業所における県内での事業活動については、それぞれの御事情を踏まえつつ、業種別ガイドラインなども参考に、テレワークの推進や事業所の事務室の消毒、換気等の感染予防策を引き続き講じながら、以前と同様の形で実施してくださるようお願いいたします。

新潟県の緊急事態宣言が解除された今が私たちの日々の生活や社会経済活動を安定化させるための正念場です。これまでの努力を無駄にしないためにも、繰り返しになりますが、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでの間は、県をまたぐ移動を厳に避けていただきながら、県内における諸活動については、「新しい生活様式」を実践しながら、以前と同様に再開くださるよう、御理解と御協力をお願いいたします。

令和2年5月17日

三条市長 國定勇人

※1 就職、転勤、進学、出張帰り、里帰り出産、冠婚葬祭など
※2 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、北海道、京都府、大阪府、兵庫県(5/17現在)
※3 直近2週間程度のお互いの行動を把握し合っているグループ

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