市長退任のタイミングは「市政に混乱を極力与えないこと」 (2020.9.24)

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国定勇人三条市長は、9月25日に議長に市長辞職を申し出ることにしたタイミングについてブログ「三条市長日記」で投稿し、「市政に混乱を極力与えないこと」と書いた。

24日午前に開かれた各派代表者会議で、議長へ辞職を申し出ることを説明したあと、囲み取材を受けたことを書いた。

市長退任のタイミングを決めるのに解散ムードは影響しているのかとった質問に「全く影響していないといえば嘘になるが、私は市政を預かっている立場なので、タイミングを計る上で100%近く占める判断基準は『市政に混乱を極力与えないこと』だった」と答えた。

「これは嘘偽りのない想い」とし、各派代表者会議での市長退任に至った経緯、理由の全文を掲載した。全文は次の通り。

皆さま、おはようございます。

本日は、各派代表者会議の貴重なお時間を頂き、私自身の進退に関する説明をさせていただく機会を設けていただいたことに、心から感謝を申し上げます。

一昨年の11月12日、私は市民の負託を得て4期目となる市政を預かることとなり、その任期満了となるまでの間、誠心誠意市政運営に取り組む気持ちで日々の公務に努めてきたところでございますが、昨年春頃より、「国政の立場から三条市を含むこの地域の発展、新潟県の発展にその身を投じてはどうか」との声を多数頂戴する中で、私自身もその道に進む覚悟を固め、昨年9月29日、来る衆院選において自由民主党の公認候補となることを事実上意味する自由民主党新潟県第4選挙区支部長の内定を頂いたことはご案内のとおりであります。

そして、これもまたご案内のとおり、この支部長内定受諾は即ち、私自身の任期途中での市長辞職もまた不可避であることを意味したわけでありますが、そのような状況の下、私はこれまで、市政に混乱を与えない最適な辞職のタイミングはいつなのかということを常に頭の片隅に置きつつ、市政運営には全身全霊を傾注してまいりました。

今回辞意を固めるに至りましたのは、(1)三条市民にとっても、私自身にとっても長年の悲願であった県央基幹病院の整備計画が紆余曲折の結果決着し、今年の6月県議会において建設関連予算が可決され、令和5年度の開院が確実となったこと、(2)三条市政の一年の流れを俯瞰したとき、昨年度決算の認定を議会から頂戴し、来年度予算の本格編成に入る前の9月定例会最終日が市政への混乱リスクを極小化できること、(3)新型コロナウィルス感染症の県内における感染状況が落ち着いており、9月8日には新潟県の注意報が解除されただけでなく、三条市が水際対策として自主的に制限を加えてきた東京との往来に係る自粛要請を9月11日に解除することができたこと、などを総合的に判断した結果であり、私自身としては、明日9月25日に市長辞職の申し出を議長に行うことが最も市政に混乱を与えないタイミングではないかと考えているところであります。

以上、私自身の進退、即ち明日9月25日に市長辞職の申し出を議長に行うこととなった背景、理由についての説明を申し上げました。

なお、議長団からの格別なるご高配により、明日の本会議におきまして、退任に当たってのご挨拶をさせていただく機会を設けていただきました。この点につきましても、感謝を申し上げまして、この度の説明の結びとさせていただきます。

ありがとうございました。

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