弥彦村の集団接種1回目は接種率90.6% 2人が副反応で救急搬送 (2021.5.26)

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新潟県弥彦村は、65歳以上の村民を対象とした新型コロナウイルスワクチンの1回目の集団接種の実績をまとめ、接種率は90.6%だった。また、2人に副反応があった。

1回目のワクチン集団接種の日別、会場別の接種率
会場
弥彦体育館 サンビレッジ 合計
実施日 5月18日 88.4%
281/318
87.5%
196/224
88.0%
477/542
5月19日 87.7%
249/284
92.1%
292/317
90.0%
541/601
5月20日 88.7%
259/292
89.6%
251/280
89.2%
510/572
5月21日 93.9%
263/280
89.5%
257/287
91.7%
520/567
5月22日 96.5%
136/141
98.6%
137/139
97.5%
273/280
合計 90.3%
1,185/1,315
90.9%
1,133/1,247
90.6%
2,321/2,562

接種率
接種者/対象者

25日に開いた新型コロナウイルスワクチン予防接種にかかる三役部課長とPTの合同会議で実績を示した。

弥彦村は5月18日から22日までの5日間、毎日、弥彦体育館とサンビレッジ弥彦の2会場で対象者2,562人のうち2,321人が接種を受け、接種率は90.6%だった。

日別、会場別の接種率では、22日のサンビレッジ弥彦会場が最も高く98.6%、18日野サンビレッジ弥彦会場が最も低く87.5%だった。

地区別の接種率は、弥彦7区が最も高く対象者の26人全員が接種し、唯一の100.0%。逆に弥彦11区が23人のうち接種したのは17人で73.9%と最も低かった。ただ、母数が小さいのでそれほど有意な差とも言えない。

■■
ワクチン接種会場となった弥彦体育館

このほかに村外の病院に入院している人など村外高齢者が53人、医療従事者が22人。希望者には会場まで往復する無料送迎バスを運行したが、利用率は21.5%だった。

副反応のひとりは、21日に弥彦体育館で接種を受けた70代女性にアナフィラーキシーショックと思われる、のどがいがいがする症状があった。アナフィラキシー症状の進行を一時的に緩和する補助治療剤「エピペン」を使用し、県立吉田病院へ救急搬送し、1日入院した。

もうひとりは19日にサンビレッジ弥彦で接種を受けた70代女性で、血圧上昇と嘔吐(おうと)の症状があった。アナフィラキシーショックではないと思われ、エピペンも使わず、三之町病院に救急搬送したが、入院せず日帰りした。

ワクチン接種を受ける小林村長(弥彦村HPより)
ワクチン接種を受ける小林村長(弥彦村HPより)

弥彦村では3月にアナフィラキシーショックへの対応も含めた集団接種模擬訓練を実施している。2件ともそこで訓練した通りに対応してとくに問題は発生しなかった。

合同会議では集団接種1回目の詳細な反省事項と6月に行うと2回目接種までの改善方法もまとめた。

小林豊彦村長は「集団接種に向けて2月から毎週のように担当者会議で検討し、準備を進めてきたから混乱は起きず、スムーズにできた」と話し、職員にも感謝した。2回目の接種は6月8日から12日まで弥彦体育館とサンビレッジ弥彦の2会場で行った。


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