スノーピーク初の大規模総合展示会「LIFE EXPO 2021」 豪華スピーカーによるトークセッションも (2021.7.8)

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アウトドアブランドのスノーピーク(山井梨沙社長・本社:新潟県三条市中野原)は7日から9日までの3日間、新潟本社「Headquarters」で初めての大規模総合展示会「LIFE EXPO 2021」を開いている。取引業者やメディアを招いての展示会で、屋外にブースを設営し、初日スペシャルトークには小泉進次郎環境省がリモートで登場するなどエキスポと銘打つにふさわしいスケールの大きな展示会になっている。

スノーピーク初の大規模総合展示会「LIFE EXPO 2021」の開会式■
スノーピーク初の大規模総合展示会「LIFE EXPO 2021」の開会式

初日7日は前夜から降っていたが激しい雨が、午後からの開会式にあわせたようぴたりとやんで幕開き。山井太会長、山井梨沙社長、花角英世知事があいさつした。

山井太会長は自身と会社の歩みを振り返り、「キャンプ場の中に本社を移すのがわれわれれの長年の夢でもあり、ユーザー、ステークホルダーの皆さんがここに常時、遊びに来て一緒にキャンプができる中で、インタラクティブな関係性でビジネスを展開させたいという思いでこっち来て10年になった」とし、「これからこの場所をスノーピークの衣、食、住、働、遊というところの地方創生のショーケースにしたいという思いが社長の梨沙にあり、このライフエキスポが企画された」と経緯を話した。

山井太会長
山井太会長

山井梨沙社長は、1990年から企業理念として掲げたミッションステートメントを2019年に改定した主な内容は、自然志向のライフスタイルを提供し、実現するリーディングカンパニーというというところから、自然志向のライフバリューを提案し、実現するグローバルリーダーになろうという大きな夢をこの先、20年、30年先のスノーピークの未来として挙げたと話した。

Headquartersを5万坪から15万坪に今後、施設を拡張していく予定があり、そのなかでスノーピークがこの先の未来、キャンプの価値を軸に、さらにライフバリューブランドへと進化を遂げていくため、キャンプ事業に始まり、アパレル事業、住宅事業、飲食事業、ビジネスソリューションが展開するキャンピングオフィス事業、地方創生事業など多岐にわたるライフバリューを提供するために成長を続けてきた。

山井梨沙社長
山井梨沙社長

今回のライフエキスポの開催に当たって「この日本の豊かな自然、その自然と関わる人々をこれまで一緒に紡いできてくださった皆さまとともに、一緒に地球の未来を共有し、ここから先の豊かな未来を一緒に創造していくためのきっかけにしたい」とし、「半年以上かけて準備してきたこのライフエキスポを楽しんでいただき、未来につながる企画になったらとてもうれしい」と願った。

花角知事は、スノーピークが新潟に生まれ、世界中に愛好家やファンが広がるグローバルなブランドとして発展していることをうれしく思い、楽しくも感じると喜んだ。具体的な事業活動は、個人の質の高い上質なものを作り、サービスを提供して利用する人に満足を与え、その人生や生活の価値を向上させるという思いは、「まったく私も大きく共感するところ」と述べた。

花角英世知事
花角英世知事

「実は新潟県をそうした活動していきたいと思っている」とし、とくに県外からの来場者に向けて、新潟県は自慢をしたくなる素晴らしい、美しい自然と豊かな自然と文化、食、あるいは人の人情を含め、素晴らしいものをもっていることを強調したいと思いを話し、「スノーピークと一緒に新潟県も元気になっていきたい、発展していきたいと思っている」。

この1年は新型コロナウイルス感染症の拡大ので多くの人が、あらためて人と人とのつながりや人と自然とのつながり、共生といったことを見詰め直す機会が増え、密を避けるという意味でもアウトドア、外に対する関心が高まってきたと思う。

山井梨沙社長のスペシャルプレゼンテーション
山井梨沙社長のスペシャルプレゼンテーション

スノーピークの活動は環境、自然への思いがベースになってるが、多くの企業が自然環境に思いを寄せる状況になってほしい。「とくにSDGsの取り組み、広がり、あるいは地球温暖化の問題を考えたときに、脱炭素社会の取り組みは不可欠。新潟県も積極的に対応していきたい」。そして「新潟、三条の地から未来に向けての新しいメッセージを発信することを願う」とスノーピークの発信力、影響力に期待した。

続いて山井梨沙社長が「【未来】スノーピークの未来構想」をテーマにスペシャルプレゼンテーションを行った。「我々の仕事によって人生価値を豊かにできた人の対価が売り上げだと思っている。それが地球と自然、そして人間を愛するアウトドアパーソンとしての私たちの願い」で、「私たちが実現したい未来は、もちろんスノーピーク1社で実現できるのではない。今回、訪れていただいてる皆さまとパートナーとして共に未来をつくっていけたらうれしい」。

メインステージのようす
メインステージのようす

ライフビオトープの新たな取り組みを挙げて「私たちがつくりたいのは単なるブランドではなく、私たちの思いと共感し合える、まさに皆さまのようなパートナーを作るいわば新しい生態系」、「衣食住働遊すべてに新しい価値提供を行いたい」。

「未来は自然の方にある。自然によって届けられる価値は今後、無限に広がっていくと信じている。新しい価値創造、新しいビジネスがこのエキスポから皆さまとともに生まれてくるよう、この開催3日間、各衣食住働遊のブースのスタッフから皆さまに多々、熱い言葉が投げかけられると思う。そのなかから何か共感であったり、新しいたき火の炎が生まれてくることを心より楽しみにしている。われわれスノーピークと一緒に自然の中でたき火の前で語り合うようなそんな3日間にしたい」と成果に期待した。

屋外にテントを張って各ブースを設営
屋外にテントを張って各ブースを設営

このあと山井梨沙社長とリモートの小泉環境相が「【未来】持続可能な未来社会の創造 いま私たちは何をすべきか」をテーマにフューチャーセッションなどが行われた。8、9日も新国立競技場や三条市が建設中の図書館等複合施設を設計した隈研吾さん、人類学者の石倉敏明さん、作家でクリエーターのいとうせいこうさん、元サッカー日本代表監督の岡田武史さん、レオス・キャピタルワークスの会長兼社長の藤野英人さんなどを迎えてトークセッションが行われる。

各ブースを回る花角知事
各ブースを回る花角知事

解決したい5つの社会問題として「衣」(WEAR)、「食」(FOOD)、「住」(LIFE)、「働」(WORK)、「遊」(CAMP)に分け、それぞれブースを設けてスノーピークのソリューションを具体的に提示している。これまでの展示会は1日で開いてきた。今回は3日間で延べ1,600人、初日は900人の来場を見込んだ。

メディア関係者がずらり
メディア関係者がずらり
壁に「LIFE EXPO 2021」

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