三条夏まつり反省会で実績報告や来年の検討課題について (2022.9.28)

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この夏、新潟県三条市で花火大会だけを行事に3年ぶりに開かれた三条夏まつりの反省会と言える三条夏まつり協賛会(会長・兼古耕一三条商工会議所会頭)の第3回全体会議が28日開かれ、実績や来年の検討課題について話した。

三条夏まつり協賛会の第3回全体会議
三条夏まつり協賛会の第3回全体会議

新型コロナウイルス感染症の影響で、8月6日の花火大会だけの三条夏まつりだった。前回2019年を上回る数の花火を上げ、初めて行ったYouTubeによるライブ配信は、花火大会終了直後で6,834回の視聴があり、最大同時視聴者は1,306人。その後、視聴回数は9,000回を超えた。

三条カメラ商組合主催のカラー写真コンテストは、花火大会しか行事がなかったこともあり、前回の30人の78点を下回る21人の45点にとどまった。金賞は加茂市の新井勝義さんの「夜空を彩る」に決まった。

検討課題にPRの強化、民謡流しの伝承、運営業務のアウトソーシング、夏まつり行事の再検討

事務局では来年の三条夏まつりの検討課題として、PRの強化、民謡流しの伝承、運営業務のアウトソーシング、夏まつり行事の再検討の4つをあげた。

兼古会頭
兼古会頭

PRの強化では、ことしは公式Twitterを開設して花火駐車場情報や感染拡大防止の取り組みなどを周知したが当日は大勢が集まったために電波状況に問題があってうまく機能しなかった。公式ウェブサイトに開設による通年PR体制の強化を課題とした。最後の質疑ではインスタグラムやTikTokの活用を求める意見もあった。

民謡流しの伝統は、これで3年続けて民謡流しが中止になったため、踊りが難しい「三条おけさ」を踊れる人材がいなくなっており、伝承、気運醸成の取り組みが必要とした。

運営業務のアウトソーシングは、事務局の運営スタッフが減少、高齢化する一方で感染や熱中症、交通規制、駐車場などの対策への対応が増えており、持続可能な事業運営のため業務の見直しとアウトソーシングの活用検討が必要とした。

夏まつり行事の再検討では、環境の変化に伴って時代に合わせた行事構成自体の再検討の時期にきており、次年度に向けてあらためて行事構成から検討が必要とした。

滝沢市長
滝沢市長

計画当初から三条市の参加を

三条署は、国道8号は渋滞もなく、立ち止まる観客もないと聞いていたが、国道は大渋滞し、歩道への座り込み観覧が非常に多かく、見直していかなければならないとし、禁止しているドローンの飛行もあった。

また、事務局の自主計画は素晴らしいとしながらも、全員に周知されてないことを指摘。春の三条祭りの交通計画では、計画当初から三条市が積極的に参加しているのに、夏まつりには市の関与が最初からなく、最初から三条市が加わればもっと当日の現場の警備員にも計画、方針、流れが素晴らしい計画が浸透するのかなと思うと提案した。

兼古会頭は「花火大会だけという変則の夏まつりだったが、3年前の実績を上回る協賛金が集まって花火大会を開催できた。来年は多分、元に戻った形でのまつりが可能ではないかなと思う」と期待した。

滝沢亮市長は、たまたま三条市を訪れて花火大会を見物した県外の知人が、近い距離で見る花火に、ここまでの満足度の高い花火はないと話していたことを紹介し、「YouTube配信などもあったが、来年以降も市民、県内外の皆さまにもしっかりと魅力を発信できるように」と願った。


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