三条凧合戦開幕 絶好の凧揚げ日和に熱戦 (2023.6.3)

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新潟三条市の三条防災ステーションで3日、4日の2日間、江戸時代から350年以上も続くとされる三条凧(いか)合戦が行われている。3日午前、午後と凧合戦だけに集中。4日は合戦は午後だけで三条マルシェなどイベント盛りだくさんで見物客を集める。

3日の三条凧合戦
3日の三条凧合戦

赤組と白組のエリアに分かれ、三条独特の六角形をした「六角巻凧」を揚げて空中で糸をからめる。対戦相手の糸を切ったり、凧を落としたりして獲得した得点で成績が決まる。ことしは新たに5組が参戦して28組が参加している。

3日は前日からの雨が上がって晴れた。午前は風が弱く凧を揚げるのに苦労することが多いが、午前9時のスタートから強い風が吹き、凧を揚げるのは簡単でも凧をコントロールするのが難しい。5本以上も糸が絡まって勝負にならないことがある。

優雅に青空を及ぶ凧と三条弁まる出しの熱気あふれる地上戦

青空に次々と舞い上がる凧
青空に次々と舞い上がる凧

そろいのはっぴを着た凧組の揚げ師たち。糸をからめて合戦開始が宣言されると相手の凧を落とそうと凧を動かし、相手の糸を摩擦力で切ろうと糸を全速力で引いたり。

優雅に青空を泳ぐ凧とは対照的に地上では怒号が飛び交う。三条では凧を「いか」と呼ぶ。「余計なことすんないや!」、「さっき切れたとき捨て“いか”らこて!」、「あれ死に“いか”!」、「やってるてがんね!」と日常会話では使わない激しい三条弁まる出しで勝負に熱中している。

空を見上げて地上戦
空を見上げて地上戦

4日も凧揚げ日和でイベント盛りだくさん

4日は午前9時からの開会式で始まり、午前10時から午後3時までとなりで三条マルシェが開かれるほか、午前中はアトラクションが行われ、三条市を舞台にしたオリジナルテレビアニメ「Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-」の声優2人の凧揚げ体験も。予報では雨の心配はなく、風も強くて気温は25度くらいまで上がり、絶好の凧揚げ日和となりそうだ。

糸に絡まってくしゃくしゃになった凧
糸に絡まってくしゃくしゃになった凧
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