田上町にマス釣りが楽しめる管理釣り場がオープン

(2023.12.10)

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「地元で管理釣り場をやってみたい」と社員が語った夢を会社がかなえた、マス釣りが楽しめる管理釣り場が、新潟県田上町にオープンした。市街地に近く、初心者でも手軽に魚釣りが楽しめる注目のスポットだ。

田上町にオープンしたグングンフィッシングフィールド
田上町にオープンしたグングンフィッシングフィールド

8日オープンした「グングンフィッシングフィールド」には整備された釣り場に管理棟が建ち、水洗トレイも

この管理釣り場は、田上町川船河に完成した「グングンフィッシングフィールド」。国道403号から山手へ1kmほど入った新潟経営大学の裏手、旧遠藤牧場の先にある。

釣り場は幅が手前30m、奥18mで奥行きは50m。水際もきれいに整備されていて、管理棟もある。水洗トイレも設置されているのは女性にもありがたい。


管理棟’
管理棟

魚はニジマスを中心にマス系を放流する。料金はおとな半日5匹まで3,500円、1時間3匹で2,000円など。女性、シルバー、小中学生の料金設定もある。1,500円のレンタルロッドも用意しているので、道具を持っていなくても手ぶらで利用できる。

8日にオープンし、春のような陽気になった9日は、その場でついたもちの振る舞いもあり、午前で30人ほどが訪れた。カップルも数組の利用もあった。

釣り場で泳ぐマス
釣り場で泳ぐマス

きらきら光る水面の下には、泳ぐマスを見ることができた。釣り糸を垂らし、次々と魚を釣り上げてゆっくりした時間が流れていた。


燕市から訪れた佐藤健さん(52)はこの日の朝早く、県内では良く知られた管理釣り場、阿賀野市の「五頭フィッシングパーク」へ出掛けたが、くじ引きに恵まれず、釣り場が確保できないため、いつもなら家へ帰るところで立ち寄った。

安心して楽しめる整備された釣り場
安心して楽しめる整備された釣り場

佐藤さんは「牛頭からの帰りにいい所ができたので、今度からはこのパターンでいけるかなと思っている」と新施設の完成を喜んでいた。

社員が社長に語った夢が現実に

この管理釣り場は、加茂市の建設会社、株式会社グッジョブが事業再構築補助金を活用し、新規事業として建設した。そのきっかけになったのは、社員の真柄玄さん(49)。加茂市に生まれ育ち、子どものころから釣りが趣味だった。

社長と管理釣り場の夢を語り実現させた真柄さん
社長と管理釣り場の夢を語り実現させた真柄さん



県内では海釣りが中心だが、海の防波堤は立ち入り禁止の所が増え、防波堤で事故が起こるたびに立ち入り禁止の区域が広がっていく。どんどん釣り場が少なくなる悪循環に陥っている。

真柄さんは身近に安全に釣りが楽しめる場所ができないかと以前から仲間だった社長と「夢を語っていたら、いい機会だからチャレンジしてみる?と言われた。建設業だけど、別事業としてスタートした」と話す。

第3次エリアトラウトブームで需要に期待

次々とマスを釣り上げる
次々とマスを釣り上げる

管理釣り場でのマス釣りは「エリアトラウト」とも言われ、今は第3次エリアトラウトブームと真柄さん。五頭フィッシングパークにも県外から訪れる人がある。グングンフィッシングフィールドは市街地に近いのも強みで、需要は高いと期待。冬も休まず営業する。

始まったばかりで、生き物を相手にした仕事も初めてで手探り。「県央地域にはアウトドアの遊び場があまりない。アウトドア入門の新しい趣味として釣りを試してほしい」と来場を待っている。問い合わせはグングンフィッシングフィールド(0256-64-7778)へ。

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