三条市・保内小5年生が道の駅とコラボした米粉クッキーを開発、販売した活動を市長に報告

(2023.12.15)

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新潟県三条市の保内小学校は、「総合的な学習」の時間を利用して5年生19人が栽培したコメが原料の米粉を使った「道の駅 庭園の郷 保内」のオリジナル商品「五葉松クッキー(保内小学校ver.)」を開発、販売。14日、滝沢亮三条市長に対しその活動報告を行った。

滝沢市長に活動報告をする保内小5年生
滝沢市長に活動報告をする保内小5年生

5年生は毎年、学校田で稲作を体験している。ことしも田植えと稲刈りを行い、夏休みはイネの生育状況を観察。コシヒカリ270kgを収穫した。

5年生のアイデアで、道の駅がことし8月から販売している三条市の木、ゴヨウマツをかたどった「五葉松クッキー」を、5年生が収穫したコメを使った米粉で作ることにした。


活動報告をした保内小5年生と
活動報告をした保内小5年生と

道の駅が三条市を知ってもらおうと商品開発したことと、5年生が活動を知ってもらいたいという思いが共鳴して開発。パッケージのラベルは5年生がデザインした。

保内小の創立150周年記念にちなんで150個限定で製造。1個500円で8日、道の駅で5年生が対面販売し、完売した。あわせて販売したコメ10袋と米粉7袋も完売した。

「五葉松クッキー(保内小学校ver.)」
「五葉松クッキー(保内小学校ver.)」

14日の活動報告には、5年生の長谷川楓さん、畠沙也菜さん、橋本直さんの3人と道の駅の渡辺貴大統括マネジャー、クッキーを製造する三条市・むさしや菓子店の牧野浩久店主、学校田のオーナー阿部銀次郎市議会議長、担任の水谷奈教諭が市役所を訪れた。



5年生はプリントした資料も用意して活動をプレゼンテーションした。「『穂がない』から保内だったのに、なんでコメがいっぱいあるのか不思議に思った」と始め、栽培の過程を順を追って説明した。

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「五葉松クッキー(保内小学校ver.)」を試食する滝沢市長

米粉の特徴は、ヘルシーでグルテンフリー、小麦粉アレルギーにならず、から揚げがからっと揚がること。開発したクッキーは、5年生が収穫したコシヒカリの米粉を使っている、むさしや菓子店は材料にもこだわり、きび砂糖を使っている、むさしや菓子店の牧野さんは東京の有名な菓子店で働いていたと魅力をアピールした。

「ぼくたち5年生は、お米作りの課題や大変さなどがわかりました。その課題には消費量の問題もあり、そのためにコメを米粉にし、その米粉クッキーにして販売しました。その販売などを終えて、5年生はより良い活動になったと思います」とまとめた。



記念写真
記念写真

滝沢市長はラベルデザインも含めて「かわいくて、保内の子どもたちがこれを作ったことがみんなにも伝わりやすく、すごくいいアイデアだし、いいデザイン」と感心した。

さっそく試食して「ザクッとしておいしい」。「クッキーを買ってくださったみんながおいしい、おいしいって言って食べてると思う。素晴らしい発表だったし、それがしっかりと結果になった」とほめ、「来年は6年生として1年間、頑張って中学校に行って、三条市をみんなで明るくしていきましょう」と期待した。

活動報告をした保内小5年生と
活動報告をした保内小5年生と

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