新潟県指定の天然記念物「八王寺の白藤」を守る燕市八王寺、真宗仏光寺派安了寺(松島孝夫住職)で5月4日(日・祝)午前10時から午後3時半までことしも春の茶席を楽しむ第46回白藤茶会が開かれる。
燕市教委委員会と燕茶道友の会が主催。席主は席主は燕市内で茶道を教える先生で構成する燕茶道友の会の会員の回り持ちし、ことしは表千家同門会新潟支部の坂井宗美さんが務める。
「八王寺の白藤」の開花期にあわせてフジの花の香りとともに茶を味わってもらおうと毎年開かれている。「八王寺の白藤」は東西30メートル、南北20メートルの棚に枝を広げた真っ白な花を咲かせる巨大なフジ。毎年5月半ばごろ見ごろを迎えた。
ことしは4月29日でよやく花房が伸び始めたところ。白藤茶会に花は間に合わないが、すでにフジ棚の下にはちょうちんも下がっており、茶席とともに春の息吹を感じてもらう。
茶席券は800円。当日券のほか、5月1日までは中央公民館でも扱っている。問い合わせは燕市教育委員会社会教育文化振興係(中央公民館・0256-63-7002)。