燕・戸隠神社の春祭りに向け木場小路万灯組の全体練習が始まる (2025.5.12)

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17日(土)を宵宮祭、18日(日)を大祭に2日間にわたって行われる戸隠神社(星野和彦宮司・新潟県燕市宮町)の春季大祭で、ことしも木場小路万灯組と横町万灯保存会がそれぞれ山車(だし)の万灯を引いて氏子町内を踊りの門付けに回る。本番に向けて11日、木場小路万灯組は踊りの全体練習を始め、夜のまちに祭りばやしが響いた。

木場小路万灯組の練習が始まる
木場小路万灯組の練習が始まる

木場小路万灯組の練習は戸隠神社裏の「宿」と呼ぶ集会所で宵宮祭前日の16日まで毎晩、行われる。体を寄せ合うように若連中が座り、2つの太鼓が調子を合わせてリズムを刻み続ける。

総代は8年目の清水守之さん(38)。「きょうの午前中で万灯の準備を終えた。当日の天気が心配だが、関係なく皆さんの準備を金曜まで1週間、行ってほしい。子どもたちは元気出して頑張ってほしい」とあいさつして練習を始めた。

若連中でkぎっしりの会場
若連中でkぎっしりの会場

清水総代が扇子をあおぎながら木やりの音頭取を務めた。若連中の声を張り上げてそれに続くと踊り子の出番だ。

木場小路万灯組は踊り子を「お玉」と呼ぶ。1年生から6年生までの小学生12人。色とりどりの浴衣を来て2列に並び、木やりのくだりを合図に「よーいとな」のかけ声とともに両手を左右に広げ、手を打って始まる。

過去いちばんの祭りらしい祭りができた去年並みの祭りに

8年目の清水総代
8年目の清水総代


ことしは3人が新人だが、先に踊りの練習を行っているので、すでにはた目には誰が新人がわからないほどそろった踊りを披露した。お玉の家族のほかにもにぎやかな音を聞きつけて見物に訪れる人も多く、愛らしい踊りに目を細めていた。

清水総代は「去年は若い世代が出てきたのと、観客が多く、過去いちばんの祭りらしい祭りができた。ことしも去年並みの祭りにして、燕を代表する祭りをことしも同じくらいの規模でやりたい」と昨年のような盛り上がりに期待していた。

横町万灯保存会の相場理事長らが見学
横町万灯保存会の相場理事長らが見学

恒例でもうひとつの万灯組、横町万灯保存会のことしの総代、相場弘介さん(50)をはじめ役員が訪れ、練習の風景を見学し、木場小路万灯組の役員と顔合わせをした。横町万灯保存会は12日に全体を練習スタートし、宵宮前日まで毎晩、練習を重ねる。


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