新潟県三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)の春季大祭「三条祭り」は14日を宵宮祭に15日が大祭。14日の三条市はことし最高の27.7度まで気温が上がる夏の暑さとなり、約230もの露店が並んでにぎわった。
何店かキャンセルがあったようだが、233店の申し込みがあった。昨年より約40店も多く、2018年以来と思われるたくさんの出店があった。
境内や参道の八幡小路にはみっちりと露店が並んだ。夕方になると下校した子どもたちがどっと繰り出した。
出店者の話では、三条祭りのあとは1日置いて17日、18日と燕市・戸隠神社の祭礼、さらに1日置いて20日、21日と加茂市・青海神社の春季祭礼と効率良く出店できるのが遠方からの出店意欲を駆り立てたようだ。
もっとも地元の露店商にとってはライバルが多いわけだが、15日も陽気に恵まれる予報なことから、売り上げに期待していた。
恒例で三条若衆会(斉藤類会長)が出店し、舞い込み用白足袋(1,500円)、子ども用はっぴ(3,500円〜)、限定手ぬぐい(1,500円)、限定若衆会タオル(2,000円)、でんでん太鼓(1,000円)などを販売している。
15日も晴れて暑くなる予報で、空模様を心配せずに祭りが進行できる。午前10時から大祭神事、午後0時45分に大名行列が出発、5時から舞い込み。