新潟県三条市の三条地区の篭場、柳沢、保内地内でサルの出没が続いていることから、三条市では市民に注意を呼びかけている。三条地区でサルの群れが現れるのは珍しい。
三条市は6日、Xでサルの出没情報を発信目を合わせない。サルに遭遇したら、目を合わせない、大きな声を出して驚かさない、不用意に近づかない、えさを与えないなどを呼びかけている。
読者からの情報では5日、柳沢地内で子どもの迎えの時間に柳沢団地から坂道を降りている途中で道路や林の中にサルの大群がいるのを目撃した。
襲う気配も逃げる素振りも見せなかったので、写真や動画を撮影。市役所、警察、学校にも連絡した。
さらに翌6日朝も柳沢団地にサルが現れ、庭の野菜を食べたりしていたと言う。
三条市でも山手の下田地区でサルが現れるのは珍しくないが、下田地区に隣接した地域とはいえ、三条地区でそれも群れのサルが現れるのは珍しい。
サルは年々、山から里へ行動範囲を広げている。人が住んでいる地域では畑でふんだんに野菜が手に入る。下田地区ではサル被害防止のため電気さくの設置が進んでいるが、それがサルが里へ降りていくペースを加速させている可能性もある。
また、6日は弥彦村の弥彦、上泉地内でサルが目撃されている。三条市に現れたサルとはまったく関係ないだろうが、サルに限らずクマ、イノシシ、シカなどが人里に現れることが増えており、いずれそれが日常になることこもありそうだ。
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