中之口先人館ギャラリー(新潟県新潟市西蒲区中之口363)で、6月22日(日)まで「中之口の遺跡展」が開かれている。8日(日)は午前10時と午後2時の2回、展示説明会が開かれる。
西蒲区文化施設を運営する市民の会が主催、新潟市文化財センター共催の遺跡展。西蒲区打越の茶院(ちゃいん)A遺跡と道上の下新田(しもしんでん)遺跡の遺物を中心に展示している。
2019年に茶院A遺跡で出土した丸木弓のほか、これまで中之口には無いと思われていた古墳時代の遺物も数多く展示している。
中之口で遺跡の企画展を出張開催するのは初めて。地元の人に楽しんでもらえるよう地域の遺跡だけで展示を構成している。
文化財センター職員による展示説明会を2日間、企画した。最初は5月25日に「古墳時代から平安時代の中之口地域」で開いた。今回6月8日は午前10時と午後2時の2回、いずれも「平安時代から鎌倉時代の中之口」をテーマに開く。
展示説明会を含め観覧無料。午前9時から午後4時半まで開館、このあとの休館日は6月9日(月)と16日(月)。問い合わせは中之口先人館ギャラリー(025-375-1112)。