新潟県三条市の三条夏まつり協賛会(会長・兼古耕一三条商工会議所会頭)は、7月25日(金)、26日(土)の三条夏まつりの第2回全体会議を9日、開いた。花火協賛は昨年より平均15%ていど値上げしたが、それを上回る昨年比約21%増の協賛があった。また、協賛事業として恒例だった三条総踊りは、ことしは主催団体で中止になった。
花火協賛は、花火業者から価格高騰による値上げ要請、資材や人件費の高騰で昨年より平均15%ていど値上げした。それにもかかわらず昨年比約21%、約1151万円増の1220万7752万円と、値上げ幅を上回る協賛があった。
スターマインや昨年より1組少ない32組。三条市による三条市合併20周年記念スターマインも含まれる。ほかに例年と同じナイアガラ花火と10号玉が昨年より8発多い174発、7号玉が5発少ない40発、5号玉が12発少ない42発となった。
昨年は1週間早く行われたよさいこやヒップホップダンスを内容とする三条総踊りは、主催する三条総踊りを踊る会が、スタッフの個人的な事情やタイミング的な問題も重なって準備の時間が取れそうにないため、ことしの開催を見送った。
昨年は花火の日に観覧場所の三条防災ステーションそばの県央健診スクエアに初めて飲食ブースを設けたが、利用が少なかったこともあり、ことしは実施しない。
そのほかはほぼ例年通り。行事計画と交通規制の説明、25日の凧と凧ばやし踊りと市民民謡踊り流し、26日の大花火大会の内容、協賛行事おの写真コンテストの説明、宣伝計画と同時開催イベントの紹介、修正予算の説明などを行った。
会長の兼古三条商議所会頭は「地元の企業の力強さと地域への強い思いを再認識してなんとか目標の協賛金が集まりそうなところまできた」と感謝し、「観覧者の皆さんが楽しく笑顔あふれる夏まつりになりますように」と願った。