14日、HARD OFF ECOスタジアム新潟（新潟市中央区）で行われた第45回高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会・マクドナルド・トーナメント新潟県予選大会の決勝で、三条市の旭スポーツ少年団（高畑哲也監督）は上越市の上越謙桜に10-5で勝ち、うれしい初優勝を飾った。

試合は1回表に旭スポーツ少年団が先頭打者ランニング本塁打で1点先制した。その裏、上越謙桜は2点を挙げてすぐさま逆転に成功した。

しかし、旭スポーツ少年団の打線が爆発。3回4点、5回5点を挙げて突き放した。2回以降は無得点が続いた上越謙桜も最終5回裏に3点を挙げて意地を見せたが、10-5で旭スポーツ少年団が勝利した。

旭スポーツ少年団は、準々決勝で田上町の田上ベースボールクラブに15-0、準決勝で東中野山ブルーシャークスに12-0と、いずれも2けた得点で完封の圧勝。決勝でも勝利の期待が高まっていた。

この大会は「小学生の甲子園」と呼ばれる小学生の軟式野球の全国一を決める大会。例年、東京の神宮球場などを舞台に開かれるが、ことしは4年ぶりの新潟開催で、8月に新潟市や三条市を会場に開かれる。

全国大会には各都道府県代表1チームずつが出場するが、開催地の新潟は4チームが出場できる。旭スポーツ少年団は準々決勝に勝った時点でベスト4にり、すでに全国大会出場を決めていた。

全国大会は全国から53チームが出場して8月11日(月)から17日(日)までHARD OFF ECOスタジアム新潟や三条パール金属スタジアムなど新潟県内各地の野球場で開かれる。