新潟県燕市の魅力を子どもならではの視点で切り取って「子ども広報」を制作、発行する子ども記者の任命式が18日行われた。市内の小学5年生と6年生9人ずつの18人を第14期生の記者に任命。今回はジャーナリストの夢を実現して新潟のテレビ局に就職し、報道部門で働く第1期生も講師を務める。
鈴木力市長から任命書と腕章を受け取った子ども記者は、意気込みを発表した。昨年に続いての子ども記者もあり、「去年の経験を生かし、仲間と協力してもっといい記事をつくりたい」、初めて参加する児童は「緊張するけど、燕市の魅力をたくさんの人に知ってもらえるように頑張る」などと話した。
鈴木市長は子ども記者への応募を喜び、いろんな学校の友だちができる、ふつうは子どもが使えないプロが使うようなカメラやパソコンが使っておとなの気分が味わえるメリットを話した。とくにことしは、子ども記者がスタートした2011年に参加したの第1期生が、本物のテレビ局の記者となった。
その先輩に、体験談や取材、記事のまとめ方など話してもらうことになり、「貴重な体験ができる年でもあるので楽しみにしてほしい」と素晴らしい子ども広報ができることに期待した。このあと第1回の編集会議を開き、チーム分けやテーマ決めを行った
燕市の子どもたちから燕市に関心をもち、郷土愛を育んでもらおうと毎年、市内小学生5、6年生を対象に記者を公募して子ども広報を発行している。ことしも10回の編集会議を行って8ページの子ども広報を制作し、「広報つばめ」の11月1日号と一緒に市内全戸に配布する。