新潟県の燕三条地域は「燕三条」で統一してブランドを確固たるものにと、燕三条青年会議所(齋藤和也理事長)は、北陸自動車道の「三条燕インター」を「燕三条インター」へ名称変更に賛同を求める署名活動に取り組んでおり、18日、初めて街頭で署名を呼びかけた。
午後4時から2時間、三条市の原信四日町店と燕市の原信燕店のスーパー2カ所で燕三条青年会議所会員が立って署名活動を行った。
原信四日町店では、署名活動の趣旨を知らせるパネルを立てて呼びかけたこともあり、足を止めた人のほとんどが署名した。積極的な賛同者は少なく、名称にこだわりはないが会員から提案の内容を聞いて受け入れ、署名する人が多かった。
高齢者のなかには「でーてー三条と燕は昔から仲がわーりんだ」と話したいことがたまっていたようで、会員と話し込む人も。中学生のグループは「おれらにとっては変わんないけど」と言いながら、燕三条に変わるとどういうメリットがあるかと会員に質問し、ブランドイメージや経済効果があると聞くと合理的に判断して署名していた。
青年会議所の燕三条民意醸成プロジェクト(遠藤重樹プロジェクトリーダー)の担当で取り組んでいる署名活動。署名は最低でも両市の人口の2.5%にあたる4,150筆、目標は4万筆を掲げ、10月に両市に署名を提出する。
次の街頭での署名活動は20日午後4時から6時まで三条市のウオロク興野店と燕市の原信吉田店で行う。