「日帰り温泉じょんのび館」(新潟市西蒲区福井)は、28日(土)午前10時半から佐渡沖で水揚げされた旬のマグロを使った「佐渡産マグロ解体ショー」を開く。世界文化遺産に登録された佐渡島の金山に続く島の魅力を「食」を通じて発信し、応援するのがねらいだ。
ショーの主役を務めるのは、同館の食堂店長で佐渡市出身のジョニー江口さん。「世界文化遺産に登録されて終わりではなく、これからが本番」という思いを胸に、故郷・佐渡への愛情と誇りを込めて、来館者の目の前で豪快にマグロをさばくパフォーマンスを披露する。
今回、使用するマグロは、佐渡の相川地区の漁師、弾正明良さんが10時間かけて漁場に向かい、定置網ではなく一本釣りで釣り上げた一級品だ。鮮度を最高に保つため、船上で「神経抜き」という特別な処理を施しており、格別な味わいが期待される。
解体ショーの後には、さばきたてのマグロをその場で味わうことができる。食堂では「マグロ丼」(1,500円)や、大盛りの「マグロ山盛り丼」(2,500円)、時価で提供する「カマの煮つけ」などの販売を予定している。
じょんのび館の担当者は「ジョニー店長のパフォーマンスと、新鮮な海の恵みを生かしたマグロ料理で、来館される皆様に“佐渡を感じるひととき”を提供したい」と意気込んでいる。なお、イベントは開催日までに佐渡産マグロが水揚げされなかった場合は中止となる。