2004年の7.13水害で9人が犠牲になった新潟県三条市でちょうど21年になる13日(日)、ミズベリング三条(三条市上須頃)で毎年恒例の追悼イベント「メモリアル&ミズベリング三条フェス」が開かれた。ことしは初めて夜のシャボン玉パフォーマンスが行われ、その幻想的な空間に歓声がわいた。
夜にキャンドルを並べて点灯するキャンドルナイトを中心としたイベントのことが多いが、ことしはシャボン玉パフォーマンスがメーン。新潟を拠点に活動するシャボン玉パフォーマンス集団「AWABITO(アワビト)」が「ナイトバブル」を披露した。
先立ってカウントダウンして来場者でいっせいにシャボン玉を打ち上げるナイトバブルセレモニーを行ってからナイトバブル。5人のメンバーで30分に渡るパフォーマンスを披露した。
芝生に本格的なステージと音響、照明機材を設置。音楽と照明が連動するなか、数え切れない数のシャボン玉が空を覆うように飛び、照明を受けて虹のような色に輝いた。
日中の熱気が残る暑い夜。裕に数百人を超える来場者は、初めて見る幻想的な光景にただただ「すごい、すごい!」を連発した。子どもたちはシャボン玉に届けて夜空に手を伸ばし、歓声を上げていた。