3連休最終日の21日、新潟県三条市・一ノ木戸商店街の一部を歩行者天国にしてつのイベントがコラボレーションした初めての「Lululu marché(ルルル マルシェ)」が開かれた。厳しい猛暑に終了時刻を1時間早めざるを得なかったが約7000人もの来場者でにぎわった。
中心市街地活性化が目的の「まちなかオープンカフェ」、日本人と外国人住民の文化交流が目的の「国際交流イベント」、三条市で活躍する地域おこし協力隊の紹介が目的の「地域おこし協力隊マーケット」の3つのイベントが力を合わせて開いた。
会場は一ノ木戸商店街の歩行者天国にした大通り120mと商店街の5つの施設、空き店舗、空き地、駐車場などを利用して、市内外で活動する人や、外国人、地域おこし協力隊による約50店舗が出店した。
「多文化」、「国際」、「地産地消」、「サスティナブル」をテーマに飲食、雑貨、ワークショップな多様な店が並んだ。ステージイベント、パンケーキの振る舞い、商店街ガラポンシールラリー、商店街お宝市などさまざまなイベントを繰り広げた。
三条市では三条マルシェがおなじみだが、それと比べても外国人が多く、取り扱い商品やサービスの幅が広くダイバーシティを体現。三条マルシェに慣れた人も「結構、三条マルシェと違うもんだね」と興味深く各店を回っていた。
この日の三条市は最高気温35.4度の猛暑日で、スタートの午前10時で33.5度の酷暑。それでも人気店には開店前から行列ができた。午後3時までの予定だったが、そのころになっても暑さ指数は「危険」とされるレベルが予想されたことから、終了を1時間早めて午後2時とした。