発達障がいや特性のある子どもをもつ保護者や関係者を支援する団体「およぐペンギン」(竹石幸織代表)は、9月28日(日)午後1時から燕三条地場産業振興センター・リサーチコア(新潟県三条市)で「発達クリニック ぱすてる」の医師・和田有子氏を講師に「およぐペンギン講演会」を開く。
公益財団法人キリン福祉財団の助成事業として開き、当事者が抱える悩みに寄り添い、将来への展望を描いてもらうのが目的だ。
第1部(13:00〜14:45)は、講演会「3歳刻みで考える・今やるべきことと、この子の未来」。和田氏が3児の子育てを経て発達診療の道に進んだ自らの経験と、専門医としての豊富な知見に基づき、子どもの成長段階に応じた具体的なかかわり方や将来の見通しについて語る。
第2部(15:00〜15:30)は、ディスカッション「今ある支援と、理想の未来」。和田氏に加え、三条市と加茂市の教育委員会、こども未来課の担当者、「およぐペンギン」の竹石代表が登壇し、医療、教育、行政、保護者のそれぞれの立場から、現状の支援体制や今後の課題を議論する。
主催の「およぐペンギン」は、「困っている人が孤立することのないように」との思いから月に一度、専門家や行政と連携して交流会や勉強会を開催している。2022年4月から累計454人が参加している。
参加無料、定員100人で手話通訳もある。参加申し込みはオンラインフォーム「およぐペンギン講演会2025 参加申込み」で。締め切りは9月19日(金)だが、定員に達したら締め切る。問い合わせへ事務局へメール(takeishi2024@outlook.jp)で。