8日午後9時に開通しました
8日午前11時前、新潟県燕市小中川地内にJR東日本が設置する上越新幹線の側道をまたぐ構造粒をトラックが引っかけて破損させる事故が発生し、通行止めになっている。
荷台にクレーンを設置したユニックと呼ばれるタイプのトラックが燕市から新潟市方向へ走行中にぶつかった。構造物には高さ制限4.5mの表示がある。通常、クレーンをきちんと格納した状態ならぶつかることはなく、クレーンが上がった状態で走行していたと思われる。
現場はエコー金属より新潟市寄りの所。構造物はトラス構造の金属製で、側道の幅約6mの市道をまたぎ、上越新幹線の敷地と道路向かいの「小中川消雪基地」と表示のある施設をトラス構造の金属製のゲートのような構造物で結んでいる。
トラスの中には緑のパイプが通っている。小中川消雪基地には貯水槽や危険物地下タンク貯蔵所の表示もあり、水か燃料がパイプの中を流れるものと思われる。付近では油臭いにおいがする。
トラスは大きく変形し、小中川消雪基地側の本来は直立している支柱が約45度も傾いている。
通報を受けて燕署や燕市、燕弥彦消防が現場へ出向き、ひとまず道路を通行止めにした。JR東日本に調査を要請したが、高さが変わっているのでこのままの状態で通行可能にするのは難しいと思われる。
いずれにしろ補修できるのか、撤去する必要があるのかなどは調査が終わらなければわからないが、すぐに通行止めが解除される可能性は低く、ドライバーはほかの道を選んだ方がいい。