新潟県三条市下田地区の夏まつり「しただふるさと祭り」が23日、ことしも下田大橋下特設会場で開かれ、猛暑のなかで丸1日たっぷりイベントを満喫した。
しただふるさと祭りは1989年に合併前の下田村で始まった。98年から下田地域に古くから伝わる「雨生ヶ池(まおいがいけ)」の大蛇伝説をモチーフに「雨生の大蛇祭」が加わって今の形になっている。
ことしも下田大橋下の河川敷には、地元の団体や企業が出店する10を越える模擬店が並んだ。大きなステージを設営し、音楽やダンスが次々と披露された。
ほかにも五十嵐小文治石投げ全国大会、ニジマスのつかみどり、ポニー体験、凧揚げなどのイベントもあり、夜の花火大会でフィナーレ。朝らから夜まで盛りだくさんの内容だった。
この日の三条市の最高気温は35.8度の猛暑日。じっとしていても汗が噴き出す酷暑だった。五十嵐川を渡る風も気休めていどにしかならなかった。
さすがにずっと日なたで過ごすのは熱中症のリスクが高く、来場者は日陰に涼を求めながら下田地区1年で最大のイベントを楽しんでいた。