燕・弥彦総合事務組合(管理者・鈴木力燕市長)は25日、同組合が管理する水道局の公用車、給水車1台が車検の有効期間を過ぎたまま約5カ月にわたり運行していた発表した。
給水活動に使用する公用車で、車検はことし3月9日で満了していたが、継続検査を受けることを忘れてその後も運行していた。車検が切れた3月10日から8月17日までの間に計10回、延べ542キロを延べ11人、実人員7人の職員が運転した。運行中に交通事故やトラブルは確認されていない。
8月18日に局内で車両を点検をしたときに、フロントガラスのステッカーで車検切れに気づいた。この事実を県警燕署に報告した。
車検切れ車両の運行は、道路運送車両法に違反する恐れがあり、管理責任が問われる可能性がある。組合は再発防止策として、車両管理表で有効期間を厳格に確認するほか、運行日誌の表紙に車検満了日を明記する取り組みを始めた。