新潟県三条市のイオン三条店が10月末で閉店すると伝えられるが、同店が面する国道289号、通称「第二産業路」では、慢性的な交通渋滞を改称するための交差点改良や拡幅工事が行われている。
パチンコ「N-1三条店」角の荒町2丁目交差点で改良工事が行われている。下田方面に向かっては現在、直進・左折車線と右折車線の2車線だが、これを直進・左折車線、直進車線、右折車線の3車線に増やす。
荒町2丁目交差点の先は現在は片側1車線だが、これを植樹帯を撤去、拡幅して2車線に増やし、イオン三条店に右折する交差点の先で1車線に減らす。
石上大橋方面に向かっては、荒町2丁目交差点に進入するときはこれまで通り直進・左折の車線と右折車線の2車線なのは変わらないが、荒町2丁目交差点の先は現在、2車線のところ1車線に減らす。
下田方面に向かっては荒町2丁目交差点で2車線から1車線に減るため、ボトルネックになって渋滞の要因になっていた。今回の改良で2車線になり、対向はが1車線の両側3車線となることで、渋滞緩和が期待できる。
現在、行われている拡幅工事は10月までに終わるが、その後も関連工事が続き、工事がすべて終わるのは来年度以降までかかる見通し。せっかく渋滞が緩和してより利用しやすくなるはずだったイオン三条店が工事完了を前に閉店してしまうのは残念だ。