新潟県加茂市の商店街の有志がコロナ禍後の加茂市を盛り上げようと2023年秋に始まった「カモナイトバザール」。20日(土)午後1時から9時まで青海神社参道・赤鳥居前から宮大門交差点を会場に7カ月ぶりに開かれる。
今回は「あたたかな灯りに包まれながら食とお酒と加茂を楽しむ」がテーマ。個性ある10店とキッチンカー3台が出店し、スペシャルな企画とともに夜のまちをを盛り上げる。
「加茂料理番」として、老舗料亭8店が合同で「玉子焼き食べ比べ」や「おすすめ逸品」を提供。ほかにもさまざまなフードとクラフトのブースが並ぶ。キッチンカーも牛すじ焼きそば、ハンバーガー、から揚げなど、バラエティーに富んだメニューが楽しめる。
今回のナイトバザールは、「お店deナイトバザール」として、15の既存店がそれぞれの店内でイベントや特別サービスを行う企画を用意した。
スペシャルイベントで、削り華のランタンづくり、京都の名物だんご限定販売、お化け屋敷「呪いの服」を行う。
削り華のランタンづくりは、 「木工のまち加茂」ならではのワークショップ。薄く削ったかんなくず「削り華」でランタンづくりを体験し、完成したランタンを持って、会場を散策できる。
京都の名物だんごは、青海神社とゆかりのある下鴨神社発祥の「五体満足」の願いが込められただんごが限定販売される。
お化け屋敷 は、午後5時から9時まで加茂市公民館創作室で「呪いの服を着たお化けから逃げろ!」をテーマにしたお化け屋敷が開かれる。スペシャル企画で青海神社拝殿のライトアップも行われる。
また、午後2時から加茂市市民体育館でBSNラジオ「Brand new day」の公開収録のあと、3時15分から加茂市PR大使の俳優・西村元貴さんや藤田明美加茂市長をゲストにトークイベントやお楽しみ抽選会が行われる。
カモナイトバザールは当初、加茂駅前から連なる8つの商店街を順に会場にして毎月「華金」に開催した。しかし毎月は負担が大きく、しだいにマンネリ化。雨にたたられることも多く、徐々に開催間隔を長くし、商店街以外の会場でも開くようになった。
あらためて仕切り直しで、今回はことし2月の開催以来7カ月ぶりの開催。間を空けただけイベントの内容を充実させており、大勢の来場を呼びかけている。