加茂市の統合中学校の校名候補を5件にしぼる (2025.10.3)

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新潟県加茂市が公募した統合中学校の校名に応募のあった687件なかから校名候補を5件にしぼった。この5件でアンケートを行い、その結果を基に校名を決める。

5つにしぼられた校名候補
5つにしぼられた校名候補

5件の校名公募は「加茂市立五葉(いつは)中学校」「加茂市立加茂(かも)中学校」「加茂市立加茂五星(ごせい)中学校」「加茂市立加茂清流(せいりゅう)中学校」「加茂市立加茂雪椿(ゆきつばき)中学校」。

8月19日から 9月16日まで校名案を公募し、市内外や県外からも含め687件の応募があった。内訳は、一般が270人の411件、市内の児童生徒が237人の276 件。重複を整理すると校名案の実数は377件で、想定を大きく上回る数になった。

9月24日に第1回統合中学校名選定委員会を開催し、寄せられた377件の中から5つの校名候補を選定した。選定委員会は正副市長、教育長、教育委員4人、教育委員会庶務課長、学校教育課長、校長会代表2人、、PTA代表2人の計13人で構成する。

選定された5つの校名候補でアンケートを実施する。募集期間は10月14日から11月4日までで、誰でも回答できる。回答は1人1回限りで、5つの候補の中から最もふさわしいと思う校名を1つ選ぶ。

回答は、インターネットか市役所1階市民課前のロビー、公民館、市立図書館、各コミュニティセンターに設置する回答用紙で受け付ける。内容は近く市のホームページに掲載する。

アンケートの集計後は、結果を基に第2回選定委員会で最終的な校名を1つにしぼり込み、12月の定例教育委員会などを経て決定する。それぞれの校名候補に込められた意味や思いは次の通り。

加茂市立五葉(いつは)中学校

統合される五つの中学校は、これから大きく育つ木の「五枚の葉」にたとえられています。それぞれの学校の個性を大切にしながら一つになり、生徒たちが加茂の地にしっかりと根を張って、心も体も健やかに成長し、やがて美しい花を咲かせてほしい、そんな希望が込められています。さらに、地域の皆さまと力を合わせて新たなスタートを切り、未来に向かってともに歩んでいける学校であってほしいという願いも込められています。

加茂市立加茂(かも)中学校

統合により市内唯一の中学校になることから、市の名前そのものをとって「加茂中」と名付けました。市民の皆さまにとって、最も身近で親しみのある中学校でありたいという強い願いが込められています。加茂市の長い歴史と豊かな伝統を大切にしながら、希望に満ちた未来へと力強く進んでいく思いが表れています。さらに、市外の方にも「加茂市の中学校」とすぐに伝わる、分かりやすさと安心感を持つ名前であることも大きな魅力です。

加茂市立加茂五星(ごせい)中学校

五つの中学校が一つになって誕生する新しい学校。その名前「五星」には、それぞれの学校が育んできた個性や輝きを大切にしながら、ひとつに結びついて、より大きな光を放ってほしいという願いが込められています。この想いは、加茂市の教育ビジョン「ユーアースターズ!」、生徒一人ひとりが自分らしく輝くことを大切にする考え方、とも深くつながっています。生徒たちがのびのびと成長し、その姿が加茂市の未来を明るく照らす希望となることを心から願っています。

加茂市立加茂清流(せいりゅう)中学校

加茂市の豊かな自然、特に澄んだ水の流れをイメージして名付けられました。加茂川や信濃川、下条川などの川が美しく流れるこの地域は、水とともに歩んできた歴史を持っています。その恵みを未来へとつなぎ、地域の豊かさを次の世代へ届けたいという思いが込められています。「清流」という言葉には、心が澄み渡り、生徒たちが自分らしく、まっすぐに未来へ向かって歩んでいけるようにという願いも込められています。

加茂市立加茂雪椿(ゆきつばき)中学校

雪椿は、加茂市の花として長年にわたり市民の皆さまに親しまれてきました。雪の中でも凛と咲き誇るその姿は、「強い生命力」と「しなやかさ」を映し出し、未来へ力強く歩む生徒たちの姿と重なります。雪椿の名を学校に冠することで、生徒一人ひとりが自分らしく個性を伸ばし、地域の歴史や文化を大切にしながら、加茂市民としての誇りを胸に成長していくことを期待します。そして、地域に愛され、全国でも輝く存在になってほしいという願いが込められています。


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