1週間前に開かれた燕市美術展覧会(市展)が20回の節目を数えたのを記念して、燕市美術協会(古澤嘉夫会長)は、18日(土)から20日(月)までの3日間、燕市吉田産業会館で会員展を開き、会員76人のうち53人が制作した合わせて121点を展示している。
市展で最高賞の市展賞を含めて3回、受賞すると燕市美術協会の会員に推挙される。となりの三条市では毎年、三条美術協会展が開かれているが、燕市美術協会の会員展は、旧吉田庁舎を活用した燕市民交流センターのオープンを記念して2015年に同センターで開かれて以来、10年ぶりになる。
5つの部門別の出品数は、日本画23、洋画22、工芸・彫刻30、書道27、写真19。会場は前週に開かれた市展で設置されたパネルなどをそのまま利用して部門別の展示場所も同じ。一見すると再び市展が始まったかのようだが、公募展が中心の市展と比べて粒ぞろいの作品が一堂に並んでいる。
会場では各部門によるワークショップも行われる。18日は工芸・彫刻部門の「銅板でオリジナル小皿作り」のワークショップが行われ、19日はそれ以外の部門のワークショップが行われる。
19日の開場は午前9時から午後6時まで、20日は午後3時まで。入場無料。19日のワークショップは次の通り。