新潟県三条市の滝沢亮市長は仕事始めの5日、職員に対して年頭のあいさつを行った。「やらない後悔より、やる後悔」を掲げ、変化の時代に対応するため挑戦を恐れない市役所づくりを職員に呼びかけた。

冒頭、年末年始に降雪対応にあたった除雪業者や職員、年始恒例の元旦マラソン、ふるさと納税業務に携わった職員らに感謝。「正月の多忙な中でも多くの職員が市民サービスに尽力してくれた」とねぎらった。
年末年始の長かった9連休を振り返り、「2026年は自分自身の中で“やらない後悔より、やる後悔”を位置づけたい」。市役所業務は失敗が許されない側面があるが、「世の中は毎年、大きく変化している。私たちの取り組みも変わらなければならない」と述べ、これまでのやり方にとらわれない姿勢の重要性を説いた。
昨年11月時点で三条市の人口が9万人を下回り、人口減少が教育や公共施設のあり方に影響を及ぼし始めている現状に言及。「下田地域で進む小学校統合に限らず、将来的には中学校や保育所についても検討が必要になる」と述べ、市全域で避けて通れない課題になるとの認識を示した。

そのうえで、社会や数字が変化するなかで「受け身の姿勢ではだめだ。市役所一人ひとりが主体的に挑戦してほしい」と訴え、「皆さんであればできる。挑戦できるメンバーでこの三条市役所は構成されている」と職員にエールを送った。
良い市民サービスの大前提は「心と体の健康」とし、自身が前年の正月に体調を崩した経験を踏まえながら、管理職に対しても部下の健康管理に目を配るよう要請。「健康であってこそ、良い仕事ができる」と強調した。
締めくくりに「2026年も皆さんと一緒に挑戦し、駆け抜けていきたい。ことしもよろしくお願いしたい」と述べ、職員と共に変化の年に立ち向かう決意を示した。