新潟県燕市で仕事始めとなった5日、佐野大輔市長が年頭の訓示を行った。職員に対し「ことしは合併20周年の節目の年。変化の兆しが市民に見える、希望を感じてもらえる1年にしたい」と決意を述べた。

訓示ではまず、年末年始もシステム標準化対応や除雪準備、市内点検に当たった職員や、消防・水道など生活インフラを支えた関係者に感謝し、「1月5日に皆さんの元気な顔を見られたことが何より」とねぎらった。
ことしは燕市合併20周年を迎え、記念給食を皮切りに健康フェスティバル、記念式典などの関連事業が行われる。「節目の年をさらに加速させていくとともに、10月の就任後、初めてとなる新年度に向け、政策と予算をしっかり示す重要な1年になる」と述べた。
一方で、ことしは下水道料金の値上げが本格化し、来年度にかけて公共施設の在り方の見直しも進める。「難しい課題だからこそ、市民の近くで声を聞き、思いや現状をていねいに伝えることが大切」と、市民との対話を重視する姿勢を強調した。

先の市長選で佐野市長は「みんなでつくる燕市」をスローガンに掲げた。「ことしは“みんなでつくる燕市”の最初の年。“燕はひとつ”の合言葉のもと、市役所が地域に根差し、市民のもとへ飛び込み、より強い関係を築いていきたい」。職員と一体となって次の20年に向けたまちづくりに取り組む考えを示してあいさつを締めくくった。
佐野市長は、ことしは郵便局の元旦出発式から公務があり、さらに年明けとともに本格稼働となった庁内の基幹システムの標準化の対応で3日から一部の職員とともに登庁。市長になるまで正月は箱根駅伝の観戦を恒例にしていたが、任期中は封印となりそうだ。
昨年の仕事納めの年末の訓示では、ぶっつけであいさつしたため、言い忘れたことが多かったことを少し後悔。年頭の訓示は文書を用意して読み上げ、抜かりなく新年をスタートした。