新潟県燕市は6日、生活協同組合パルシステム新潟ときめき(瀬野悦子理事長・新潟市西区)と「子育て支援の推進に係る連携協定」を締結。燕市で赤ちゃんが誕生した家庭に子育てに役立つグッズのセット「おめでとうばこ」をプレゼントする。

協定は、行政と生活協同組合が連携し、子育て家庭を地域全体で支えることを目的とする。主な内容は1.子育てに役立つ商品の詰め合わせ「おめでとうばこ」の提供、2.子育て家庭への情報提供、3.子育て相談窓口の案内、4.宅配業務を通じた子どもの見守り活動、5.地域の安全に関する情報収集・提供など。
「おめでとうばこ」は、燕市で生まれた赤ちゃんと家庭を祝う取り組み。化学調味料や添加物を抑えた食品、ホットケーキミックスやミルク、日用品、離乳食やレシピに関する情報冊子などが入る。
市は4か月児健診で案内を配布し、希望者はそこにあるQRコードから「おめでとうばこ」を申し込む仕組み。組合員に限らず市内でことしに入ってから生まれたすべての赤ちゃんの家庭が対象となる。市内では毎年約400人が生まれている。

パルシステム新潟ときめきは、化学調味料不使用や産直にこだわった新潟県全域を対象に活動する生協。昨年12月に初めて新発田市と同様の協定を結び、燕市が2例目となった。
6日、市役所市長室で締結式が行われた。パルシステムの公式キャラクター「こんせんくん」も出席し、佐野大輔市長と遠藤理事長が協定書に調印した。
佐野大輔市長はあいさつで、「昨年11月ごろから協議を重ね、すべての家庭に周知できる4か月健診のタイミングで提供できる形が整った。添加物を抑え、農薬使用を軽減した商品は、子どもたちの健やかな成長に役立つ。情報提供や見守りなども含め、協定をきっかけに連携を広げていきたい」と期待を語った。

瀬野理事長は「新潟ときめきは事業開始10周年。燕市は子育てしやすいまちづくりに地域ぐるみで取り組んでおり、その姿勢に共感した。宅配を通じて安心安全な食材を届けるだけでなく、子育てや地域福祉の面でも支え合いを深めたい」と述べた。燕市内の組合員は昨年12月末時点で645人という。
締結式後、瀬野理事長は、「いちばん大きな新潟市との締結をまず目標としているが、子育てに一生懸命やっている自治体と協力できたらということで、アプローチしている」と、すべての市町村との締結に期待していた。
「おめでとうばこ」の内容は今後、変更もあるが現在の内容は、産直小麦のホットケーキミックス200g×2、ほほえみらくらくミルク200ml×1、yumyumベビーソープ1本、yumyumおしりふき1個、キャロっとさん100ml×3、ツナフレーク缶食塩無添加・ノンオイル1缶、離乳食はじめてBOOK。