新潟県燕市は、県央大橋西詰エリア(大曲エリア)の認知度向上とにぎわい創出を目的に、エリアの愛称を一般公募する。公共施設が集積する同地区を一体的に売り出す新たな仕掛けで、市内外への発信力強化を図る。

このエリアには、うさぎもちハレラテつばめ、燕市産業史料館、児童研修館こどもの森、燕市交通公園、大曲河川公園、燕市体育センター、燕勤労者総合福祉センターなど不特定多数の市民らが利用する市有施設が集積する。
近年は人の流れにも変化が出ている。燕市産業史料館には2025年5月のミュージアムショップ開設やインバウンド需要の高まりを追い風に来館者が増加傾向。うさぎもちハレラテつばめも25年9月の開業以降、利用者数を着実に伸ばし、来館者の約6割を市外客が占めている。
こうした動きを背景に、施設運営者らで構成する連絡協議会が発足。駐車場や会議室の相互利用など横の連携が進み、エリア一体での活性化策の検討も始まっている。
市は「市内外から広く認知され、親しまれる名称が必要」と判断し、愛称公募に踏み切る。募集期間は4月1日から26日までを予定。誰でも1人1作品、応募できる。インターネット応募フォームのほか、各施設に設置する応募箱でも受け付ける。
愛称は、エリアの特徴がイメージできる、親しみやすく呼びやすい、他名称と重複しない、未発表の自作などが条件となる。
審査は各施設の運営者らによる審査会が行い、最優秀1作品を決定。受賞者には賞状と賞金5万円(18歳未満は図書カード)を贈る。
今後は4月募集、5月審査を経て定例会見と市ホームページで発表し、6月からエリアマップや共同イベントなどで使用を開始する予定だ。