新潟県燕市の燕市消防団が、消防庁長官から「消防団等地域活動表彰」を受賞することが決まった。令和7年度の活動が評価されたもので、地域防災力の向上に貢献した全国の模範的な消防団をたたえる表彰。燕市消防団の受賞は、地道な地域活動の積み重ねが実を結んだ。

今回の受賞では、マスコットキャラクター「つばまる」を広報隊長(鳥)に任命し、各種イベントで地域住民と交流しながら防災意識の啓発や入団促進活動を展開してきた点が評価された。
親しみやすいキャラクターを前面に出した広報戦略で、若い世代や子育て世代へのアプローチを強めてきた。
また、保育園に出向いて幼年消防への防火啓発を行うなど、幼少期からの防災教育にも力を入れている。幼年消防と女性消防団員が合同で防火パレードを実施するなど、地域ぐるみで防火意識を高める取り組みを進めてきた。
さらにSNSを積極的に活用し、若い世代に向けた情報発信を展開。従来の枠にとらわれない広報活動で、消防団の活動を「見える化」し、入団への関心を高めている。
表彰式は3月4日午前11時45分から、東京都千代田区の総務省消防庁(中央合同庁舎第2号館地下2階講堂)で行われる。これに先立ち、3月1日午前9時から燕市役所市長室で市長への表敬訪問も行う。
消防団等地域活動表彰は、平常時の活動を通じて地域防災力の向上に寄与し、全国の模範となる消防団や、団員確保に特に力を入れている消防団を消防庁長官が表彰する制度。