新潟県燕市井土巻のイオン県央店に、地域で活動する人が気軽に出店できるチャレンジスペース「KaNaU(かなう)」 がこのほどオープンし、出店者を募集している。月1万円から週1回、利用できる仕組みで、いつかやってみたい仕事や活動を試せる場所としての利用が期待される。

運営するのは、移住支援や人材紹介、不動産活用などを手がけるまちづくり会社「きら星」(本社・湯沢町)。同社は2023年から三条市の複合交流拠点「三-Me.(ミー)」にも事務所を置いており、今回の施設は県央エリアの拠点のひとつとして開設した。
施設は英会話教室があった3階の約120平方メートルを借りて開設。個室型の出店スペースや会議室を設け、地域の人が気軽に利用できるよう整備した。
現在、募集している出店区画は2室で、広さは約14.25平方メートルの「区画A」と約12.06平方メートルの「区画B」。週1回利用の枠で契約する仕組みで、利用時間は「午前9時〜午後0時30分」「午後0時30分〜4時」「午後4時〜7時30分」の3区分から選ぶ。
料金は平日利用なら月額1万円、土日利用は1万5000円。複数の枠を利用する場合は月5000円を割り引くオプションも用意している。

想定している出店業種は、整体や占い、カウンセリング、ワークショップなどの体験型サービス。利用者は施術ベッドや道具などを持ち込み、予約制で営業する形が基本になる。すでに整体や占いの出店者が決まっている。
施設内には約35平方メートルの会議室もあり、こちらは1時間990円で貸し出す。セミナーやイベント、打ち合わせなど自由に利用でき、Wi-Fiやプリンターも備える。
また、上越市の(株)ライトシップが運営する教育事業「ライトシップ高等学院」の県央サテライトとして1室を利用しており、高校生が地域企業でインターンを行いながら学ぶ拠点として利用する計画だ。
フロントのスペースは今後、物販スペースに充てる考えもある。
施設名の「叶う」には、「小さな夢ややりたいことをここで実現してほしい」という思いを込めた。三浦佑太郎店長は「いきなり店をもつのはハードルが高いが、週1回なら挑戦しやすい。まずはここで活動を知ってもらう場所として使ってほしい」と話す。

県央地域でも有数の集客力をもつ大大型商業施設の一角に誕生した挑戦の場所。型商業施設で、地域で活動する人が自分のサービスをPRできる拠点にしたい考えだ。
三浦店長は「イオンと地域をつなぐ場所にしたい。ここで認知を広げて、商店街や自分の店舗に来てもらうきっかけになれば」と話す。
さらに「地域にはおもしろい活動をしている人がたくさんいる。ここを使って挑戦する人が増えれば、地域全体ももっとおもしろくなる」と期待している。
営業時間は午前9時から午後7時半まで。出店や利用の問い合わせは電話(050-1794-7418)。