新潟県県央地域の医療人材の確保を目的に2020年に三条市に開校した三条看護・医療・歯科衛生専門学校(白倉政典学校長)の令和7年度卒業式が10日、燕三条ワシントンホテルで開かれ、看護学科、歯科衛生士学科、医療事務学科の計95人が学び舎を巣立った。

卒業生は看護学科37人、歯科衛生士学科36人、医療事務学科22人の計95人。はかまやスーツで出席し、教職員や保護者、来賓に見守られながら白倉学校長から卒業証書を受け取った。

白倉学校長は学科ごとに代表者に卒業証書を手渡した。式辞で白倉学校長は、卒業生が講義や実習、検定試験、国家試験に向けた勉強に励み、平坦ではない日々を乗り越えてきた歩みをたたえ、「卒業は学びの終わりではなく、学びの新たな始まり」とし、「どうかこれからも人に寄り添い、学び続ける医療人であってください」とはなむけの言葉を送った。

来賓祝辞では、済生会新潟県央基幹病院の遠藤直人病院長が、医療現場には20種類以上の職種が関わっていることを紹介。優しい一言が患者や職員同士の支えになり、多職種が連携する現場だからこそ、ひとつつひとつの言葉や思いやりが大切になると、卒業生にチームの一員としての自覚と成長を期待した。
在校生送辞のあと卒業生代表で県央基幹病院に就職する看護学科の畠山暖(はたけやまひなた)さん(21)=長岡市=日向さんが入学当初の期待と不安、専門知識や技術の習得の難しさ、臨床実習で患者と向き合った経験、国家試験に向けた苦闘の日々を振り返った。



