三条市立大学(新潟県三条市上須頃、アハメド・シャハリアル学長)で22日行われる卒業式を前に10日、今月22日の卒業式を前に卒業生による記念樹贈呈式が行われた。第2期卒業生が大学への感謝と大学の発展への願いを込め、サルスベリの苗木12本を大学に寄贈した。

贈呈式には卒業生67人のうち3人が代表で出席し、三条市内の暖房機器メーカーに就職する秋田県由利本荘市の川村光月(みづき)さん(22)さんがあいさつした。サルスベリは100日という長い期間、赤い花を咲かせることから和名は「百日紅」。「長い期間、美しく花を咲かせる木」と河村さんは紹介した。
「第1期卒業生から寄贈されたサルスベリとともに、大学のシンボルツリーとして末永く愛され、大学の歴史を刻んでいくことを願っている」と述べ、「私たち卒業生もこのサルスベリのように、それぞれの場所で長く活躍し、大学で培った知識と経験を生かして精進していきたい」と決意を語った。

サルスベリの苗木を受けたシャハリアル学長は、「迎えるのは楽しいが、送り出す時期が近づくと寂しい気持ちになる」と率直に思いを話し、昨年、寄贈を受けたサルスベリの小さな苗木ながらさっそく見事に花を咲かせたことを紹介し、「大学が皆さんの4年間の軌跡を覚えてくれるためにも、こうした記念品はとてもいい」と感謝した。
このあと屋外で植樹まで行う予定だったが、雪も舞う荒天のため植樹は後日、あらためて行う。ネームプレートも付けて卒業生が再び大学を訪れたときに、自分たちの学年が残した足跡として成長を見守れるようにする。

