国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所は27日、国道289号八十里越(はちじゅうりごえ)が2027年夏に暫定開通の見通しとなった。これまでは2026年秋から27年夏までと公表していた。

八十里越は、新潟・福島県境にある国道289号の通行不能区間の解消を目的に進められている延長20.8キロの事業。開通区間は新潟県三条市塩野渕から福島県南会津郡只見町大字叶津までで、長岡国道事務所、新潟県、福島県が施工区間を分けて整備を進めている。
発表によると、25年度の工事が無事に終了し、これまでの進ちょくを精査した結果、暫定開通は27年夏になる見通しとなった。
ただ、27年夏の暫定開通後も福島県施工区間では追加の雪崩対策が必要な区間が残る。このため、開通は一部で現道を活用した形となり、冬期間は通行止めになる。
その後、福島県施工区間の工事が完了すれば、冬期間を含めて通年で通行できる全線開通となるが、その時期についても今後、精査を進める。
27日現在で暫定開通までこれまで残り最短9月1日までの残り158日だったが、今回の発表で27年6月1日までの491日となった。
暫定開通はこれまで公表していた期間の後半に暫定開通することになったが、暫定開通の時期がより短い期間が示されたのは、暫定開通に向けた地元の関連事業なども日程を決めやすくなる。
開通後は三条市側の玄関口の施設となる日帰り温泉「いい湯らてい」は、勝手に開通日を設定して開通までの大体の日数を表示するカウントダウンパネルを設置。残り100日ごとの節目にカウントダウンキャンペーンを行っている。
27日は針を戻してカウントダウンの日数を「200日」から「400日」に変更した。
