【三条市議選】「63歳の新人に風は吹かない」新人の村上勝氏(吉田)が出馬表明  県議事務所所長をやめて退路を断ち「経験のすべてを三条の笑顔に」 (2026.3.17)

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4月19日投開票の任期満了に伴う三条市議選に向けて新人の村上勝氏(63)が27日、地元吉田区集会所で記者会見して正式に出馬を表明した。呼びかけした地元の支持者など約20人も参加。県議事務所に勤務して要望事項の調査や資料作成、日程調整などに携わった経験を踏まえ、「皆さまの笑顔を直接つくっていきたい」と決意を述べた。

記者会見で三条市議選立候補を表明する村上勝氏
記者会見で三条市議選立候補を表明する村上勝氏

村上氏は三条市本成寺治区の吉田在住。本成寺中、県立三条高を卒業し、神奈川大学を3年で中退。卸商社勤務などを経て河原井拓也県議事務所で3年にわたり所長を務めたほか、自民党三条支部事務局や花角英世三条市後援会事務局も務めてきた。

会見では無所属で立候補する考えを示した一方、党員としての立場やこれまでの活動から「おのずと色はついている」としながらも、幅広く支持を求めていく考えを示した。

出馬を決めたのは勇退する複数の市議から声をかけられ地元からの期待も

出馬の理由については、昨年来、勇退する複数の市議から声をかけられていたことに加え、「地元から市議を」との期待が続いていたことを挙げた。政治の現場を間近で見てきたなかで、地域のために自ら前に立って働きたいとの思いが強まった。3月末で事務所を退職して退路を断つ決意を固めた。

地元の支持者ら約20人も参加
地元の支持者ら約20人も参加

自身の強みとして県議事務所で培った要望対応や関係機関との調整経験を挙げた。行政への要望は実現に至らないことも多いが、「ひとつひとつの声を確実に形にしたい」。市単独では解決が難しい課題でも、県や国、関係機関との連携によって前進させる役割を担いたいとした。

政策の柱には、生活インフラの充実、子育て・教育・福祉の充実、地域のつながりを生かしたまちづくり

政策の柱には、生活インフラの充実、子育て・教育・福祉の充実、地域のつながりを生かしたまちづくりの3点を掲げる。道路、河川、橋、上下水道など生活基盤の整備を着実に進めることや、危険箇所、不便な場所への早期対応を重視する考えを示した。

具体的な課題は、三条市全体では第二産業道路の渋滞緩和に向けた「石上大橋下流橋」の整備、国道403号三条北バイパスの延伸、嵐南地区の渋滞対策など。地元課題としては、半世紀にわたる悲願という道心坂の道路改良や三条南バイパスに関する取り組み継続の必要性を訴えた。

古家後援会長と並んで
古家後援会長と並んで

さらに、建設関連産業の活性化にも言及。除雪やインフラ維持を担う地元産業の重要性を強調したほか、少子化が進むなかで安心して子どもを産み育てられる環境整備、助産師ら現場の声を踏まえた支援の充実も必要と訴えた。

鳥獣被害対策も重点項目。本成寺地区ではイノシシ被害が中心だが、下田地域などではサルやクマによる深刻な被害もある。他市町村の事例も参考にしながら広域連携のあり方を進める必要性を指摘。駆除した害獣の処理を地元負担で担う現状にもふれ、改善に取り組んでいく考えを示した。

地元本成寺地区は市議選候補が出ないため「地元の声を県や市につなぐ働きかけが弱かった」

地元の本成寺地区からは長年、市議選候補が出ていなかったことにもふれ、「地元の声を県や市につなぐ働きかけが弱かったのではないかと感じてきた」。自治会協議会全体として推薦は行わないとのことだが、地域ごとに協力を求めていく方針で、吉田では支援の方向性が固まりつつあることも明らかにした。

古家後援会長
古家後援会長

選挙戦については「63歳の新人に風は吹かない」とし、本成寺地区を中心に支援の輪を広げながら、身近なつながりを大切にした地道な、いわば“泥臭い選挙”を展開する考えを示した。

古家後援会長は「子煩悩で世話好き、人懐っこい」「頼めば大丈夫という安心感」と評す

地元の古家美也子後援会長(61)は村上氏について「子煩悩で世話好き、人懐っこい」、「頼めば大丈夫という安心感がある」と評し、地域課題の解決に向けて実行力を発揮してほしいと期待を寄せた。

村上氏は配布した政策資料で、「経験のすべてを三条の笑顔に!!」を掲げた。県議会議員事務所での経験を土台に、地域の声を市政へどう結びつけていけるか。記者会見会場にした吉田区集会所に事務所を置き、4月4日午前9時から事務所開きを行う。


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