新潟交通株式会社は30日、保有する固定資産「BP2ビル」(新潟市中央区八千代2丁目)を株式会社廣瀬とナミックス株式会社の合弁会社、NHネクスト株式会社(新潟市西区)に譲渡する不動産売買契約を同日付で締結したと発表した。所有権の移転は6月1日。
譲渡するのは土地5,384m2、建物延べ床面積10,272m2のBP2ビル。帳簿価格は20億6,600万円、譲渡価格は20億2,600万円で、譲渡に伴う損失は約5,000万円となる見込みだ。
新潟交通は譲渡の理由について、万代シテイ誕生から半世紀以上が経過するなか、BP2ビルを含むエリア全体のさらなる魅力向上には、新たな視点や知見の導入が重要と判断したためとしている。
譲渡先のNHネクストは、マーケティング力やブランド力、人的ネットワークを通じた豊富な知見と実績を有しているとし、新潟交通はこれらの強みが万代シテイの魅力拡大や中長期的な価値向上に大きく寄与すると見込んでいる。
今後は同社を街づくりの新たなパートナーと位置づけ、連携しながら万代シテイをより魅力ある街へと発展させる考えだ。譲渡後もビル名称は引き続き「BP2」とし、NHネクストが運営する。
なお、新潟交通とNHネクストの間に資本関係や人的関係、特筆すべき取引関係はなく、関連当事者にも該当しないとしている。
この譲渡に伴い、新潟交通は2026年3月期連結決算で約5,000万円を減損損失として計上する見込みだ。
BP2は単なるショッピングモールにとどまらず、映画館「新潟万代シテイビルボードプレイス2」や「新潟市マンガ・アニメ情報館」をはじめ、ファッション、スポーツ、ライフスタイル雑貨など個性的なテナントがそろっている。