木造建築工事業(株)ナレッジライフ(新潟市西区善久、資本金1000万円、従業員4人)は3月26日、新潟地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約4人に対して約6億5000万円だが、一般商事債権は100%保護される予定だ。
帝国データバンクの調べでは、同社は2004年4月設立。「木の温もり」をコンセプトに、優良国産木材や自然素材を多用した住宅建築を手がけ、健康や自然に配慮した家づくりを進めてきた。14年8月期には年売上高約15億2786万円を計上していた。
しかし、近年は類似コンセプトの同業者増加に加え、低価格を前面に打ち出すローコスト住宅の台頭で競争が激化。24年8月期の年売上高は約2億3455万円まで落ち込み、資材価格の高騰も重なって5期連続で大幅な最終赤字を計上していた。
その後、25年8月期の年売上高は約4億4409万円に回復し、損益面でも黒字転換したものの、経営体質の改善には至らず、事業継続を断念した。
一方で、事業は別会社が引き継ぎ、営業は継続している。新たに設立される「SOLABLEライフ(ソラブルライフ)」が事業を承継し、全従業員の雇用も維持される見込みという。