新潟県燕市国上の「道の駅SORAIRO国上」(林美樹駅長)で、ラーメンの廃棄麺を使った新名物「燕背脂ラーメンせんべい」が登場した。焼きたてパリパリで1枚500円。背脂ラーメンのまちの燕らしい、食べて応援するフードロス対策プロジェクトだ。

燕市の名物、燕背脂ラーメンは道の駅SORAIRO国上の食堂の人気メニューだ。その麺を納入している製麺業者で1日に規格外や切れ端など10kg以上を廃棄していると聞き、「何か活用できないか」と商品化を検討し、燕背脂ラーメンせんべいが誕生した。
イカやタコ、エビ、粉物のせんべいなどを作るプレス焼き機を導入。廃棄される麺を使って、小麦粉や飛燕舞の米粉を加えて薄く焼き上げる。

仕上げにはしょうゆだれと魚粉を振り、燕背脂ラーメンらしい風味に。トッピングのナルトやネギ、メンマ、ノリも入り、抜かりない。見た目でも燕背脂ラーメンをそのまませんべいにしたようなインパクトがある。
30cm四方の正方形を対角線に半分に切り、三角形にして提供するので、目を見張る大きさで映え感も満点。焼きたては香ばしく、手で割るとパリパリと軽い音を立てる。一度は食べてみたい完成度の高さだ。

通常はロスになる麺を活用し、食べることが食品ロス削減にもつながる仕組み。「燕背脂ラーメンを食べてる感じ」と好評で、燕背脂ラーメンを観光資源として発信しながら、環境にも配慮した新しいご当地グルメとして注目だ。