世界を魅了する怪獣王「ゴジラ」の偉大な足跡をたどる巡回展「ゴジラ博 in 新潟」が18日、新潟日報メディアシップ20階展望フロア(新潟市中央区)で開幕した。会期は5月10日まで。1954年の初代ゴジラから昭和、平成、令和へと続くシリーズの歩みをたどる展示に加え、新潟会場ではメモリアルイヤーに合わせたモスラ関連展示が大きな見どころになる。

会場では、映画ポスターや作品資料、造形物、ジオラマなどを通して、長年にわたり国内外で親しまれてきたゴジラの歴史を紹介する。
1954年に登場した初代ゴジラから昭和シリーズ、平成シリーズ、さらに近年の「シン・ゴジラ」や「ゴジラ-1.0」まで、時代ごとの作品世界をたどれる。
展示は撮影に使われたスーツが9体。昔の映画ポスターや実際の映画に使われた展示物も並び、特撮映画ならではの魅力を間近に感じる。昭和から平成へと続くゴジラの変遷を一気に見渡せる。

今回の巡回展は東京、大阪、北海道、岩手、石川に続く6会場目。新潟会場では展示内容の一部を入れ替え、これまで以上にモスラに焦点を当てた。
モスラが本格的に登場するのは新潟会場が初めて。2026年は平成モスラ3部作から30年、さらにモスラ初登場から65年の節目に当たる年で、“モスライヤー”を前面に打ち出す。
会場内でもひときわ目を引くのが、「ゴジラ-1.0」のジオラマ。懐かしい銀座を舞台にビルや電車を破壊するゴジラを約1/20のスケールの大迫力で描いている。

来場者が自分のスマートフォンを専用の位置にセットし、作品世界に入り込んだような撮影を楽しめる仕掛けを3基設置する。
見るだけでなく自分で撮って楽しめ、近年のゴジラ作品から入ったファンにも親しみやすいコーナーだ。
「シン・ゴジラ」と「ゴジラ-1.0」のコーナーも設けられ、近年作品の人気を反映した展示も充実している。作品中で妙高から登場した設定の地底怪獣「バラゴン」を新潟開催に合わせてあえて加えたた。

また、新潟出身の東宝の特殊技術専門の造形家、小林知己(1948-2009)が手がけたゴジラも展示している。
特撮の舞台裏にふれられるような展示もあり、ミニチュアやジオラマによって巨大怪獣の世界をどう作り上げたのかを想像しながら見学できる。
グッズ物販コーナーも設けられ、展示と合わせてゴジラの世界を楽しめる。「ゴジラ-1.0」に続く山崎貴監督の新作「ゴジラ-0.0」がことし11月3日の「ゴジラの日」に公開されることが決まり、今年はまさに“ゴジライヤー”の様相。新潟の春に、怪獣王とモスラの歴史が上陸する。

会期:2026年4月18日(土)〜5月10日(日)
会場:新潟日報メディアシップ20階展望フロア
時間:午前10時〜午後8時(最終入場午後7時30分)
入場料:一般1,500円(前売り1,000円)、中高生1,000円(前売り700円)、小学生700円(前売り500円)
※未就学児無料