新潟県三条市は9月1日、子育て世帯が市内の協賛店などで割引や優待を受けられるデジタルカード「HUGCA(ハグカ)」の運用を始める。従来の「サンキッズカード」をデジタル化するとともに、対象を18歳未満の子どもを1人以上養育する保護者と妊婦に大幅に拡大した。8月27日現在の登録者は3136人で、市は対象となる約7000世帯に登録を呼びかけている。

HUGCAは、三条市在住の子育て世帯が協賛する店舗などで、割引や店舗独自の優待サービスを受けられるデジタルカード。三条市LINE公式アカウントから申請し、利用時にはスマートフォンにカードを表示して提示する。対象は18歳未満の子どもを1人以上養育する保護者と妊婦で、同居の祖父母は対象外となる。
サンキッズカードは、主に3人以上の子どもを養育する世帯を対象としていたが、HUGCAでは子どもが1人の世帯から利用できるように対象を拡大した。
対象は約7000世帯ある。父親と母親がそれぞれ登録して利用できるが、8月27日現在の登録者はまだ3136人にとどまり、市子育て支援課では、利用を促している。

協賛店は約200店舗を見込んでおり、スーパーや理美容店、飲食店、学習塾、スイミングスクールなど幅広い。
サービス内容は店舗によって異なり、商品の割引、ポイントの上乗せ、飲食物のサービス、理美容料金の割引、習い事の入会金割引や免除などが予定されている。協賛店とサービス内容はHUGCAの画面から確認できる。
申請後は、市が対象者であることを確認してから利用可能になるため、即日、利用できるわけではない。市では申請から利用開始まで1〜2週間程度と案内しており、通常は1週間程度を見込んでいる。

市子育て支援課は「多くの協賛店から子育て世帯を応援するために協力いただいている。ぜひ対象となるすべての世帯から登録してもらいたい」と話している。
申請は三条市LINE公式アカウントから行う。子育て情報の受信設定をするとHUGCAのメニューが表示され、そこから申請できる。市は登録方法を説明する動画も作成し、利用を呼びかけている。
なお、現在のプラスチック製のサンキッズカードは8月31日で利用を終了する。サンキッズカードを持っている人も自動的にHUGCAへ移行するわけではなく、改めて申請が必要になる。
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