燕署(八幡良夫署長)は18日、職員の機転で他行からの振り込み分も合わせて計190万円の振り込め詐欺被害を防いだ燕市吉田上町、第四銀行吉田支店(小池和幸支店長)に感謝状を贈った。
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八幡燕署長(右)から感謝状を受ける第四銀行吉田支店の池田さん(中央)と小池支店長(左) |
午後3時に同支店の小池支店長と窓口担当の池田富士子さんの2人が燕署を訪れ、八幡署長が感謝状を読み上げて、池田さんに手渡した。
3月27日午後2時ころ、同支店に燕市内の70歳代男性Aさんが90万円を息子に振り込みたいと窓口を訪れた。振込先の名前がAさんの息子の名前ではないうえ、平仮名だったこと、Aさんの態度がいつもと違って落ち着きがなかったのを不審に思った池田さんがAさんに声をかけ、家族に確認するよう勧めた。
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振り込め詐欺を防いだ経緯を話す小池支店長(左)と池田さん(右) |
しかし、Aさんは息子には借金があり、すぐに振り込まないと高利な利息が付くとして「すぐに振り込んでほしい」の一点張りだったことから、ひとまず窓口で振り込みの手続きを受けた。
状況が不審なことから小池支店長の指示で、すぐに振込先の銀行に確認する一方、次長がAさんの自宅を訪問。振り込め詐欺の可能性が高いとわかり、さらに本当の息子と電話連絡がついて振り込め詐欺が明らかになり、振り込みを中止した。
さらに、Aさんはほかの金融機関でも指示された口座に100万円を振り込んでいたため、連絡をして振り込みの中止の手続きをしてもらい、合計190万円の被害をまさに水際で防ぐことができた。
Aさんの話では、前日26日昼にAさんの妻が県内に住む息子を名乗る男からの電話を受けた。男は携帯電話をなくして新しい電話に変えたのでと、新しい電話番号を伝えた。
翌27日の午前中に信販会社を名乗る電話がAさん宅にあり、「息子さんが90万円の借金をしているが、息子さんと連絡が付かないのでお父さんのところに電話した。午後2時半までに振り込まないと、5割の利息がつく」といった内容だった。
Aさんは確認のため前日に連絡を受けた新しい電話番号に電話をし、息子と名乗る男が「返済の金は用意しているが、仕事が忙しくて振り込みに行けない」と話したことから、代わりに振り込みに行ったもの。
Aさんは、第四銀行吉田支店で振り込みの手続きをしたあと、信販会社を名乗る電話番号に振り込みをしたことを報告するため電話したところ、「もう100万円借金がある」と言われ、さらにほかの金融機関から指定された口座に100万円を振り込んだ。
感謝状を受けた小池支店長は、「銀行内のルールに従ったことであり、身に余る光栄。うれしい」と喜び、本部からの通達もあり、支店内でも注意喚起しているが、窓口で対応した池田さんの功績が大きいとたたえた。
また、「(感謝状を)いただいいた以上、よりいっそう本部の指示などを徹底し、吉田支店では絶対に発生させないという気持ちでやっていきたい」と気を引き締めていた。


