ことし7月3日に新潟県加茂市長谷に開業した屋外レジャー施設「野空Base(のぞらベース)」で29日、初めてのイベント「夏野空2026」が開かれ、ステージイベントの着物リメイクファッションショーでは、付け下げや絵羽織、銘仙(めいせん)などを仕立て直した個性豊かな衣装をモデル9人が披露した。
ファッションショーを手がけたのは、三条市で「みちこ着物着付け教室」を主宰する鈴木道子さん。着なくなった着物などを素材に、ふだんでも着られる洋服へと生まれ変わらせた作品を発表した。
付け下げ、絵羽織、銘仙、胴裏までリメイク
着物としては着る機会が少なくなったものや、たんすに眠っていたものでも、形を変えることで再び身につけられる。ショーでは、思い出や素材の魅力を残しながら新たなファッションとして楽しむ着物リメイクの可能性を紹介した。
作品には、付け下げや黒の絵羽織、大正から昭和にかけて広く親しまれた絹織物の銘仙などを使用。さらに、本来は着物の裏地に使われる胴裏(どううら)までその透明感も洋服の素材として生かした。
着物ならではの色や柄を残しながら、ワンピースや羽織ものなど現代的なスタイルに仕立て直し、和装とはひと味違った魅力を引き出した。このうちふだんからバレエに取り組んでいる上越市から参加した2人がリメイクした着物をまとったままバレエも披露して会場を沸かせた。
キッチンカーやライブも
「夏野空2026」会場にはキッチンカーやテントブースが出店。和太鼓パフォーマンスをはじめ、篠笛、歌、ギターの弾き語り、ハンドパン演奏などのステージイベントも繰り広げられた。
あいにくの雨だったが、自然に囲まれた野空Baseを会場に、飲食や買い物、音楽などを楽しむ来場者でにぎわい、着物リメイクファッションショーもイベントに華を添えていた。
