16、17日の2日間、新潟県燕市宮町の戸隠神社(星野和彦宮司)で春季例大祭「燕春祭り」は、17日夜の木場小路万灯組と横町万灯保存会による勇壮な舞い込みで幕を閉じた。
燕市燕地区の中心地で初夏の訪れを告げ、五穀豊穣や無病息災を願う春祭り。16日の宵宮祭、17日の例大祭、人員の確保が難しいため中止の予定だったがみこし行列をことしも運行することができた。
一方で、木場小路万灯組と横町万灯保存会の2団体が万灯を引いて「伊勢音頭」の踊りを奉納、門付けして回り、さらに上横町神楽保存会が獅子神楽を繰り広げた。
締めくくりの舞い込み
その締めくくりは、ことしも木場小路万灯組と横町万灯保存会による舞い込み。それぞれ拝殿で参拝したあと、若連中が境内の外から参道を走って拝殿に駆け込む。それを3度繰り返す。木場小路万灯組はそれに先立って踊り子のお玉さんやひょっとこ、金棒も舞い込みした。
若連中は先を競うように着物がはだけるのも構わず全速力で走り、拝殿の中で飛び跳ねて最後の気勢を上げた。ことしは若連中の女人禁制を解いたので、女若連中も参拝し、拝殿に上がった。
木場小路万灯組は昨年分もあわせて万歳六唱
木場小路万灯組は、舞い込みを終えて清水守之総代(39)が「けがひとつなくみんなで終えられたこと、これがいちばんいい万灯になった要因。来年もこれ以上の万灯が出せるように、皆さんけがせずにまた万灯を行えるように感謝の気持ちを込めてありがとうございますと言わせていただく」と若連中に感謝した。
締めは昨年、万歳三唱をするのを忘れたので、それを合わせて今回は万歳六唱で締め。恒例で清水総代をはじめ役員の胴上げもあった。
最後に星野宮司が、祭りの千秋楽にもっとやってほしいという心残りもあるが、「この気持ちを研さんされて、来年を楽しみにしていただきたい」と述べた。
無事に万灯を終えてことし6月の飛燕夏まつりでは両団体がそろい踏み
その後、清水総代と横町万灯保存会の布施俊祐総代(48)など互いの役員らががっちり握手。2日間とも気温が高く、熱中症気味になる人もいたが、無事に終わったことを喜んだ。
また、6月20日、21日の2日間、開かれる燕市燕地区の夏まつり「飛燕夏まつり」で、昨年は木場小路万灯組だけが出演したが、ことしは木場小路万灯組も出演することが決まっており、それに向けてたがいにエールを送った。
【写真集】木場小路万灯組の舞い込み
【写真集】横町万灯保存会の舞い込み
