トヨタの純正オプションを後付けできる「トヨタ アップグレード ファクトリー」は8日、新潟県燕三条地域の金属加工技術を生かした「士別フィン付きアンダーカバー」の50系RAV4向けの提供を開始した。6月に登場したハイラックス向けに続く2車種目で、燕三条のものづくりがトヨタ車の走りを支える。

取り付け対象は、2019年4月から2025年12月までに生産された50系RAV4で、プラグインハイブリッド車を除く全グレード。アンダーカバー単体のほか、車体の揺れや歪みを抑えるパフォーマンスダンパーと組み合わせた「ラギッドコンフォートパッケージ」も用意した。
高度なプレス加工と職人の手曲げで製品化
士別フィンは、北海道にあるトヨタ自動車士別試験場で開発された空力フィン。これをアルミ製のアンダーカバーと一体成型した。トヨタによると、直進時の安定性を高め、カーブや車線変更で車体のふらつきを抑えるほか、車両下部の部品を保護する役割も担う。
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その製品化を支えるのが燕三条の加工技術。厚さ3ミリのアルミ板に高さ5ミリのフィンを継ぎ目なく一体成型する高度なプレス加工に加え、熟練工が手曲げ加工で精巧な曲線をつくり、フィンの機能を引き出す。


RAV4向けの本体には車名のロゴを配し、アルミの質感を生かした仕上がりとした。燕商工会議所が認定する「メイド・イン・ツバメ」のロゴもレーザー刻印している。
ハイラックス向けも燕三条の技から誕生
6月10日に提供が始まったハイラックス向けの士別フィン付きアンダーカバーも、燕三条の技術から生まれた製品だった。

ハイラックス向けは、トヨタの技術者が燕三条地場産業振興センターに相談したことをきっかけに、地域企業とのマッチングが実現した。同センターは難度の高い加工に対応できる企業を選定し、試作から量産まで双方を支援し、今回と同様の技術で完成させた。
単体は8万3,600円、ダンパーとのセットも
今回のRAV4向けでは、アンダーカバーと車両前後に取り付けるパフォーマンスダンパーの相乗効果に合わせてチューニングし、走行時の安定性や乗り心地を高めた。
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価格はいずれも消費税と作業工賃込みで、アンダーカバー単体が8万3,600円、ラギッドコンフォートパッケージが17万3,800円。所有車、サブスクリプション利用車を問わず申し込める。サービスはトヨタ自動車から業務委託を受けたKINTOが運営し、正規販売店で施工する。

