新潟県燕三条地域を中心に工場や職人、クリエーターが集まり、見て、聞いて、買って、作って、食べて楽しむ体験型イベント「工場蚤の市(こうばのみのいち)2026」が25日(土)、26日(日)の2日間、三条市桜木町の三条ものづくり学校で開かれる。両日とも午前10時から午後4時まで、入場無料。
「工場蚤の市」は、閉校した小学校校舎を再生した三条ものづくり学校を会場に、工場の隅で眠っていたもの、あと一歩で商品にならなかったもの、サンプル品、使われなくなった道具、廃材に手を加えたアップサイクル品などを持ち寄る、燕三条らしい“ものづくり版の蚤の市”。ことしもマーケット、ワークショップ、展示、飲食販売などで校舎を丸ごと楽しめる。
50社以上が出店、25以上のワークショップ
職人やクリエーター50社以上が出店し、ワークショップも25以上。金属、木工、印刷、食品、クラフト、ドローン、ミニ四駆まで内容は幅広く、燕三条の工場や職人の技術に直接ふれられる。
“ものの中身”を見る解体ライブ
注目企画のひとつが「解体ライブ ―廃品から視えるものづくりの構造(かたち)―」。身近な製品をその場で分解し、素材や部品、再資源化の流れを見せる。両日午前11時から11時半まで1階エントランスで行われ、参加費は無料。
ネジを取る、ふたを開ける、部品を外すといった体験をプロのサポートで楽しめる。子どものころに時計やおもちゃを分解した記憶がある大人にも刺さりそうな、工場蚤の市ならではの分解する学びだ。
高さ2メートル、幅6メートルのキャンバスに描く
アート企画「A Touch of Art × GardenGrove × Kensuke Takahashi アートに触れる―表現する喜び―」も両日開催する。高さ2メートル、幅6メートルのキャンバスを使い、25日は来場者が自由に絵を描き、26日はアーティストのKensuke Takahashiさんが公開制作を行う。
完成作品は三条ものづくり学校のエントランスで約2カ月展示する。参加費は無料で、子どもからおとなまで参加できる。
工場に眠る道具を「遺産」として展示
多目的ホール中央では「工場遺産展 ―ものづくりの記憶をたどる―」を開催する。工場に眠る道具や設備を「工場遺産」として紹介し、使い込まれて手になじんだ道具、現場に合わせて姿を変えた道具などから、職人の工夫やものづくりの記憶をたどる。
ボツ案にも光を当てるデザイントーク
25日午後1時から3時までは、1階エントランスで「県内グラフィックデザイナーpresents ボツ案成仏&ロゴマーク大喜利」も開かれる。採用されなかったデザイン案を紹介し、なぜボツになったのかを語るほか、来場者のお題をもとに即興でロゴマークを作る。
飲食も充実、こども桜まつりも同日開催
中庭などには飲食も登場する。三条ものづくり学校内の人気カフェ「0256」は魯肉飯、スパイスカレー、コーヒー、自家製ドリンク、プリンやフルーツタルトなどを用意。直火焙煎コーヒー、お好み焼バーガー、タコスやタコライスなどのキッチンカーも出店予定。
会場の三条ものづくり学校駐車場は利用できず、パール金属(株)臨時駐車場(三条市西本成寺190)から20分間隔で無料シャトルバスを運行する。臨時駐車場は1台500円。今年は青少年育成センターの「こども桜まつり」も同日開催される。問い合わせは三条ものづくり学校事務局、電話0256-34-6700へ。
