三条市栄地区の夏まつりを主催する栄ふるさと夏まつり実行委員会(会長・佐藤勝美栄商工会会長)が23日開かれ、事務局の三条市経済部観光課が「三条市外部委託等計画」に基づく事務局の業務を民営化する方針を説明し、栄ふるさと夏まつりは同委員会での自主的な運営体制に変更していくことを求めたが、委員からはそれに反発、事務局の継続を要望する声が相次いだ。
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23日開かれた栄ふるさと夏まつり実行委員会 |
委員12人と事務局の市観光課が出席。「今後の実施体制」を議題に市観光課が内容を説明し、委員の意見を聞いた。
「三条市外部委託等計画」は、行財政運営の見直しのためのプロセスをまとめた「経営戦略プログラム」を具体化するための計画のひとつとして平成18年3月に策定された。公共サービスの限界や厳しい財政状況から、市役所内の業務の平成22年度まで5年間の民営化や業務委託などの計画を示している。
この計画で業務移管の方向性が示されているもののうち、観光課が事務局を担うのは、栄ふるさと夏まつり、しただふるさとまつり、下田郷観光協会事務局の3つ。また、4月に行われる組織機構改革で、観光課は商工観光課のなかの観光係になるため、人的にも事務局の担当は難しいと説明。しただふるさとまつりについても、21日に同実行委員会に同様の方針を説明している。
観光課では委員に対し、新たに栄ふるさと夏まつり実行委員会の事務局になる人を指名し、21年度から本格的な自主運営をしてほしいと求めた。ただし、官公庁への書類提出や会場準備、後かたづけなどは、できるだけこれまで通りに市でバックアップする考えを示した。
委員からは、事故などの責任や経費、三条夏まつりとの比較に関する質問や、市の事務局継続を求める意見など、市に事務局の継続を求める声が相次いだ。
また、「今は手伝うと言っても先に行って事務局じゃないから手伝えないということも考えられる。象徴でもいいので市が事務局を」と求めたが、観光課は、外部委託等計画で議論が尽くされており、「ここで市が事務局をと投げかけられても難しいと思う。それよりも前進的な方向へ」とした。
委員のなかには、三条市のまつりではなく、旧栄町に根付いた大切な祭で、なくすことはできないとの声や、結論的には事務局を今の委員がすることになり、合併したのがいちばん悪いとする発言もあった。
この日は事務局の業務内容を示す資料などがなく、内容を示してもらわないことには受けられないとして、年度内に開く次回までに資料を準備してもらうことにした。

